はじめに
MacBook Air (2020)を購入しました。MacBook Air (Early 2014)からの買い換えです。使えないことはないんですが,さすがに在宅勤務がメインの今の生活ではもう少しきびきび動くやつが良いということで。年数的にもちょうど良いぐらいかなと。届いてからサイズ比べてみたんですが,けっこう小さくなってますね,すごい。
自分ではそんなにいじって使ってるという意識がなく,記憶を頼りに書き出した設定のリストですぐ使えるようになるかと思ってたら,意外とやることあってメモしておくことに。なので,システムの設定と基本的なアプリに限定して書いておきます。
仕事・研究関係も少しずつ環境の移行を進めてるんですが,TeX周りがなかなか手間がかかりそうです。でも早くやらなきゃ。
システム環境設定
最初にある程度やってしまった方が,後の作業が楽になる気がします。
解像度の変更
[ディスプレイ]で解像度を「スペースを拡大」に変更。MacBook 12インチ (2017)も同じ設定なんですが,けっこう広く感じますね。
トラックパッドの操作
さいきんマウスほとんど使わなくなりました。まず,[トラックパッド]で[タップでクリック]にチェックを入れる。
3本指でのドラッグは設定が[アクセシビリティ]の中にあるんですよね。[アクセシビリティ]→[ポインタコントロール]→[トラックバッドオプション]とたどっていって,[ドラッグを有効にする]で[3本指のドラッグ]をオンにする。
キーボード
慣れの問題だと思うんですが,F7でカタカナにするっていうのをけっこう使うこともあってfnキーを伝統的な?挙動にしています。[キーボード]で[F1, F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用]にチェックを入れる。ちなみにキーボードバックライトは光量0に。
あと,Caps Lockキーは基本的に使わないのでCommandキーにしてます。[キーボード]で[修飾キー]を開き,[Caps Lock]を[Command]に変更。Karabiner-Elementsとか使わなくてもできるのは良いですよね。
Dock
ほとんど使わないので,[Dockを自動的に表示/非表示]にチェックを入れ,サイズも少し小さくします。iMacなどの大きなディスプレイでは位置は左が良いんですが,ノートだと下が良い気がします。
Safari
厳密に言うとアプリなんですが,設定のために調べ物したり,アプリをダウンロードしたり最初は特に使用頻度高いので。
[Safariの起動時]を[最後のセッションの全ウィンドウ]にする。あと[ファイルのダウンロード先]を[ダウンロードごとに確認]にする。
そのほか
[Bluetooth]で[メニューバーにBluetoothを表示]にチェックを入れる。あと, 起動時に「Bluetoothキーボードが見つからない」的なメッセージが表示されることが何回かあったので,[Bluetooth]の[詳細設定]から「起動時にキーボード/マウス/トラックパッドが検出されない場合はBluetooth設定アシスタントを開く」のチェックを外してみました。
早めに入れるアプリ
その後の作業に影響するために早く入れた方が良いアプリから順に挙げています。けっこう数があるのでApp Storeにあるアプリなどはリンクははりません。気になるやつは検索してみてください。
パスワード管理
パスワード管理アプリ,試しに使ってみたら手放せなくなってしまいました。長らくRoboformを使っていたのですが,さいきんはBitwardenを使っています。インストールしたら自動的にSafariの機能拡張も入るようなのでオンにする。
ATOK
仕事の関係上ATOKにお世話になり続けています。インストール時に再起動を要求されることもあって早いタイミングで入れた方が楽です。ATOK Syncもここですぐに同期する。
クリップボード管理
いろいろあると思うんですが,Clipyが使いやすくてずっとこれです。設定で[ログイン時に起動]にチェック,[記憶する履歴の数]を100にする。機能は「履歴」しか使わないので,ショートカットキーを[履歴]のみ[option+c]にして,後は削除。
クラウドストレージ
OneDriveもGoogleドライブも仕事で使うんですが,アプリの設定の共有とかバックアップはほとんどDropboxなので,Dropboxは早めに入れます。スマートシンクを使うのでなければ最初の同期にも時間がかかりますし。
Popclip
ショートカットキーでうまく作業できないときなどに意外と便利です。「Paste and Match Style」「Character Count」「Word Count」をインストールして,順番を最初の方に移動。そのほかの機能も便利そうだなと思いつつ,あまり使ってません。
ランチャー+いろいろ
Alfredは相変わらず便利です。PowerPackライセンス持ってるんですが,webからダウンロードしたやつでしか使えず,App Storeでダウンロードしたやつだと使えないので注意が必要です。アプリだけでなく,ブックマーク,フォルダ,ファイルを開くのもすべてここから。TeXのよく使うコマンド等もAlfredのSnippetsで入力してます。
使用頻度高いので起動のショートカットは個人的に入力しやすくて慣れてる「control+space」に。Dropboxで設定を同期するのも忘れずに。[Advanced]→[Set preference folder]から選択。
ウィンドウ切り替えアプリ
アプリごとではなく,ウィンドウごとにショートカットキーで切り替えるのを可能にするアプリはいろいろあっていろいろ試してみたんですが,動作が重かったり挙動が怪しかったりで,結局いつもHyperSwitchに戻ってきてしまいます。ずっと使えるようでいてほしい…
設定はほとんどいじらなくて良いと思いますが,「Include windows from other spaces/screens」の両方と「Use shift to cycle backwards」にチェックを入れた方がより便利な気が。
スリープ防止
これもいくつか試したんですが,Coffee Buzzが使いやすいです。特にメニューバーのアイコンを右クリックで直接モードが変更できる点が良いです。
早めに入れるアプリ2
最優先というほどではないのですが,やっぱり早めに入れておかないと意外と困るやつ。
メモ系
ClipはやっぱりEvernoteが良いんですが,メモ系はQuiverがインターフェイス,機能,軽さのバランスが取れてて好きです。元々はTeXのメモ用に使い始めたんですが,今はメインのメモアプリに。これもDropboxで同期。
メインのエディタはAtomでTeXもこれで書くんですが,同期の設定とかいろいろあるので時間を取って設定します。
ブラウザー
Vivaldiをけっこう長く使ってます。デフォルトでDropboxで設定が同期できるほか,インターフェイス全体の表示サイズが%単位で調節できたりタブの位置が上下左右に動かせたりちょっとしたところがいろいろ使いやすいです。機能が豊富な割には重くないような。
Webサービスまとめ系
ずっとStationを使ってたんですが良い機会だと思ってBiscuitにしてみました。Biscuitの方が機能や動作など使いやすい気がします。元々はGmailをブラウザーとは独立した形で使いたいというところからMailplane,Kiwi for Gmailとかを経てStationに行き着いたんですが,これで放浪が終わると良いなあと。TweetdeckやFacebook等のSNSだけでなく,Googleドライブもweb版で見られる方が便利なので手放せない存在になりつつあります。
メール
これも,AirmailとかNewton Mailとかいろいろ試したんですが,結局両方無料のSparkとThunderbirdを組み合わせるのが一番良いのではないかという感じです。
Sparkは基本のメールアカウントを設定すると,ほかのマシンでやった設定とかほかのアカウントがほとんど引き継がれるのも良いですね。Thunderbirdは「新しいメッセージとして再編集」機能が個人的には便利。Airmailは日本語の検索がもっと良ければ…
おわりに
きりがない気がしてきたので,このほかについてはまた別の機会に。