誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

2021年に買ってよく使ってるもの

さいきんあまりブログを書けない状態なのでリハビリも兼ねて今年のまとめ的なものから書いてみます。

生活編

水筒:THERMOS JOK-500

東京からつくばに通勤している,コーヒーをよく飲むということで,もう長いこと自分に合った水筒を探してきました。これまで試してきたものでそれなりに良いものもありましたが,もう買い替えなくて良いかもと思ったのははじめてかもしれません。

THERMOSのJOK-500の特徴はなんといっても食洗機対応ということでしょう。さいきんは対応のものも増えてきているのかもしれませんが,メーカーで公式に対応を明言しているものはこれまであまりなかったかと思います(子供用ならちょっと見つけたことあり)。

食洗機に対応していることで,私がこれまで求めてきた機能とお手入れの手軽さが両方手に入りました。シンプルな構造だと暖かい飲みものを入れた時の水滴問題がやっかいで(これはコーヒーだと特に),かといって構造が複雑だと洗ったり乾かしたりが手間…でも食洗機対応ならその手間がぐっと減ります。

軽さ,保温性なども十分満足で,表面が水を弾きやすい加工になっているのか簡単に水でさっと洗った時なども少し拭いただけで使えるというのも地味に便利です。

0.5Lの方はけっこう長いので,食洗機への入れ方によってはうまくきれいに洗えなかったり乾かせなかったり,場合によっては入れるのが難しいということがあるかもしれません。

スニーカー:MERRELL MQM FLEX2 GTX

子供と一緒に出かけると,予定してなかったけど公園に行くといったイベントが発生することも少なくなく,思わぬ形で水場や砂・泥と付き合わなければならなくなることがあります。

それならふだん履きのものから汚れや水に強いスニーカーにしてみようと思い立ち,ABC-MARTで見かけたMERRELLのMQM FLEX2 GTXを買ってみました。これが履きやすくまた防水性,濡れた地面での滑りにくさともにかなり満足で今年はもうほとんどこればっかり履いてます。

[asin:B08FMGB14Z:detail]

実際に購入したのは下記のものです(Amazonではこの色が見つからず)。

paypaymall.yahoo.co.jp

汚れのことを気にするなら白にするなよって話なんですが,白が結局色々使いやすいんですよね。でも汚れ自体付きにくいように思います。

難点は濡れた地面を歩くとかなり音がするので隠密性に欠けることくらいでしょうか。

ダンボールカッター:ミドリ ダンボールカッター

ミドリのダンボールカッターは有名なようなので知っている人も多いでしょう。子供がいるので元々宅配サービスを色々使ってきたのですが,コロナ禍でさらにダンボールを開ける機会は増えたように感じます。

切れ味,使いやすさともに素晴らしいです。切れ味がよいのでダンボールの荷物によく入っている空気で膨らませてあるタイプの梱包材の処理も簡単にできます。気に入ったので研究室用にもう1つ買いました。

かなり切れ味が良いのにセラミック刃であまり刃物っぽくない(+刃の部分が小さい)ので,環境によっては子供が気軽に触らないように注意が必要ではないかと思います。

仕事編

ディスプレイ:Dell U2720QM

「メモリは人権」なんて言い方がありますね。もちろん仕事にもよるのでしょうけれど,画面の大きさもかなり重要ではないでしょうか。

在宅勤務になっても,机の小ささとメインマシンがMacBook Proの16インチであることから,15インチくらいのモバイルディスプレイとiPad Proを併用することでしばらく誤魔化してきました。しかしやはりどうにもきついなと感じてとうとうDellのU2720QMを購入。快適です。

いやーしかしディスプレイも安くなりましたね。機能にそこまでこだわらなければ4Kの27インチでもっと安いのもいろいろありますもんね。さいきん増えてきたワイドのやつとかも試してみたかったのですが,自宅の環境ではちょっと難しく断念。

ちなみにMacBook Pro 16インチへの給電も十分できています。人によってはリモコンがないのは不便かもしれません。

リストレスト:サンワダイレクト デスク取り付け型リストレスト

在宅勤務で使ってる机は奥行きがあまりないのが難点で,それを補うために買ってみたら思いのほかよかったです。

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ほんとうに机が少し拡張される感じで,小物や本,iPadを置いたりという使い方もできます。またタイプの時の手の位置が机から離れるので,ディスプレイからの距離も取れるようになりました。私はメッシュ生地,60cmで片方にしか肘置きがないタイプを使っています。

購入に当たっては,少し注意点があります。それは,このリストレスト自体高さがあるのでキーボードとの相性があるということです。具体的には,MacのMagic Keyboardでは低すぎ(薄すぎ)てこのリストレストと組み合わせて使うのは難しかったです。キーボードの高さを底上げするか,高さのあるキーボードを使うしかないと思います。私は研究室で使っていたArchissのMaestro2と組み合わせて使うことにしました。これだと高さが合っているように感じます。

あとこのリストレストの上でマウスを使う場合はマウスパッド必須ではないかと思います。少なくともメッシュ生地タイプではそのままだとマウスがうまく使えませんでした。マウスパッドを敷けば,マウスを使うスペースは十分あります。

アプリ・サービス・サブスクリプション:なし

今年についてはいろいろ記録を探ってみたものの,特筆するものはないみたいです。ほとんど以前から使用しているもので足りているという感じでしょうか。購入してみたもののレギュラーにはならなかった,というものなら色々あるのですが。

参考までに2019年の記事をはっておきます。

dlit.hatenadiary.com

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日本語文法学会でパネルセッション「「する」構文の核と周縁」をやります(12/11-12, オンライン)

来週末に開催される日本語文法学会第22回大会で臼杵岳さん企画のパネルセッション「「する」構文の核と周縁」に参加します。

大会の詳細は下記のページをご覧下さい。オンライン開催で学生の参加は会員かどうかに関わらず無料ですが事前申し込みが必要,締め切りは今日12月5日(日)です。少しでも気になる内容があったらとりあえず申し込んでおいてみてはいかがでしょうか。Goole Formsに回答するだけなのですぐに終わります。

www.nihongo-bunpo.org

パネルセッションの構成は下記のようになっています。要旨はこちらから読めます(pdf注意)。

  • 発表1:臼杵岳(京都産業大学)「擬態語動詞の再考」
  • 発表2:田川拓海(筑波大学)「動詞化要素としての「する」と「る」」
  • 発表3:岸本秀樹(神戸大学)「「青い目をしている」構文の意味と統語構造について」

私の発表では複数のタイプの「する」に加えてル動詞(例:事故る,タピる,…)も取り扱うので時間配分が厳しそうです。相変わらず分析は分散形態論の話ですが,理論のところをぜんぶ抜いても面白い話題を提供できればと考えています。

研究発表,もう1つのとりたてのパネルセッション,チュートリアル,シンポジウム,どれもなかなか豪華で面白そうな内容になっていると思います。おすすめです。くどいようですが申し込み締め切りは今日(12月5日(日))ですよ!

期日前投票に行ってきました

子供を保育園送って行った後に少し足をのばして衆院選・最高裁裁判官国民審査の期日前投票に行ってきました。

(期日前)投票と子供

今回は朝の9時台に行ったということもあって投票は一瞬で終わりました。

でも少なくとも私が経験した投票所ではどの曜日、どの時間帯でも空いてましたね。

期日前投票って仕事だけでなく旅行やレジャーみたいな理由もちゃんと選択肢の中にあるので、少しでも投票日(今回は10/31日)の予定が不安という方は考えてみてはどうでしょうか。個人的には、現状の利用率だと投票日当日に外出するところまでモチベーションが上がらないというような理由でも使っていいんじゃないかと思います(というか期日前でももっと手続き簡素化してもいいんじゃ…)。

特に小さい子供がいると突然体調を崩したりとか思わぬ事態の展開が珍しくありませんし、期日前投票は助かるなと思います。

ただ子供がだんだん大きくなってくると一緒に投票行くってのも大事かなということもありますね。今のところ親のどっちか1人は投票日に投票しているのでその時に一緒に行くんですが、そのうち一緒に期日前投票に行ってみるのも良いかもしれません。

選挙と子供

事実や問題点の指摘は別として(もちろん線引きが難しいことはあります)、いい大人が「さいきんの子供/若い人はこういうところがダメ」とひとごとのように非難する感覚が理解できません。これは自分が子供/若者だったころから思っていたのですが、中年になった今でもやはりそう思います。

だって、もし子供や若い人がそういう特徴を持っていることが事実だとして(そもそもここが間違ってるケースも珍しくありませんけど)、何かを選択することによって、あるいは選択しないことによって、そういう子供や若い人が育つ社会を作ってきたのは「大人」ではないのですか。個人のレベルではどうしようもないことや、さまざまな偶然、不可抗力なことがたくさんあるというのも分かるんですけどね。

まだもう少し先のことですけれども、子供と身近なものとして選挙の話をするようになった時に、お前は若い頃から投票行ってたのかって聞かれて「行ってた」って答えられるのは良かったなとさいきん思うようになりました。

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