誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

保育園休園(10日ぶり2回目)

子が通う保育園は、しばらく前までまわりがどんどん休園になる中でもなかなか奇跡的な粘りを見せていたのですが、さいきん立て続けに休園になっています。

いろいろ厳しいです。

まわりの人とやりとりをすると、どこの保育園も小中学校もばんばん休みになってるみたいですね。

来週は卒園式、そして4月からは小学生になるのですが、いったいどんなスタートになるのか。保護者説明会が中止になったりしていて、入学前からすでに影響は出てきています。

ウクライナへの侵攻に反対します(沖縄を思いながら)

ロシアという国が取った今回の行動は、自分が見聞きした限りでは侵攻にしか見えず、これに反対します。

ロシア側が悪,ウクライナや欧米諸国側が正義あるいは善といったようことを言いたいわけではなく,背景に複雑な事情や歴史があったとしても,戦争や戦争に類するものは嫌だし避けたいというのが多くの地域で共有・確認されてきた考えではなかったでしょうか。

さいきんはずっと気が滅入りっぱなしで何も書けていませんでしたが、これは書いておかないと後悔するかなと思ったので重い気持ちを引きずって書いています。

そもそもなんでさいきん筆が進まなかったかというと、まずはおかしいくらい忙しいということもあるのですが(おそろしいことに4月からはまた減る仕事より増える仕事の方が多いみたいです)、ここしばらくは、webに何か書こうと思い立ってもネガティブな反応か徒労感の予感がまず頭をよぎってしまうからというのが大きいです。ブログだけでなくTwitterの発言数もかなり落ちています。

以下は蛇足のようなものです。

情報収集の難しさとか

私はロシアやウクライナ、その近隣地域は言語だけを取っても専門ではありませんが、私より専門性が高い人たちのTwitterなどを見ていると、正確な情報を集めるところから難しそうだという印象が強いです。関連地域の事情や言語、あるいはメディアに強く情報を集めたり共有してくれる人たちにはとても感謝しています。

テニス関連だとロシア出身の選手に非難が寄せられているということもあるようで、人や組織がロシアに関係しているというだけで攻撃の対象になるようなことがないようになってほしいです。

そもそもロシア出身、あるいはロシア在住で今回のロシアの行動を非難したり反対を表明している人もたくさんいますよね。以下はあまりwebでは注目されていなそうなルブレフ選手の記事。

tennisclassic.jp

あと日本に住んでいてもロシアやウクライナがどれくらい身近かというのも人によってかなり違いそうです。

note.com

私は研究関係の知人とか、大学院生時代の仲間が真っ先に思い浮かびます。

沖縄

沖縄に関するニュースにとにかくネガティブなコメントを付ける人というのはけっこういて、どんな話題でもその反応に触れると気が重くなることが多いです。

先のアメリカの大統領選挙の時もひどかったですね。今回も、しばらくは都合の良いおもちゃにされそう(今回はロシア絡みということで北海道の人たちも大変そうですね…)。

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ちなみにこのブログのコメント欄を承認制にしたのも沖縄に対するひどいコメントが最後の決め手になりました。

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私の実家は沖縄の中でも比較的米軍基地が近く、高校生までしか暮らしていませんでしたがいろいろ思い出もあります。

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近くで暮らしていて、アメリカや国際情勢に何かあった時に基地にふだんとは明らかに異なる緊張感が充満しているという体験も何度かしました。いつも使っていた米軍基地内のテニスコートに入れず引き返した時もあったように記憶しています。

沖縄の人たちは(地域にもよりますが)こういう点でも戦争が身近です。

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2021年に書いた記事からいくつか紹介(+この1年の感想)

ここ数年毎年書いている,その年に書いたブログ記事の紹介です。被はてブ数やアクセス数に関わらず,書いた本人として読んでほしい記事をピックアップします。

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今年は週刊はてなブログへの寄稿というブログ書きとしては珍しいイベントがあった年でした。長くやっているとこんなこともあるんですね。

blog.hatenablog.com

その一方で,書き手としてはこれまで15年ブログを続けてきた中で,専門性とか専門家とか専門知とか,専門的な何かとそこに関わる人はますます尊重されなくなってきているなということをもっとも強く感じた1年でもありました。ここではこれ以上書きませんが,何かきっかけがあれば言語化するかもしれません。

ただ状況を見てみると,少なくとも言語学とその関連領域に関しては,Twitterやnote,あるいはYouTubeなどで専門性の高い人たちによる活動は増えているという印象がありますので,10年,15年前に比べてそもそも特に私が何かしなくてもということなのかもしれません。変に悩んだり考え込んでしまうのが私の性分なのでこれからも駄文を書き散らすとは思います。

言語学

三上章

今年はこの記事に尽きるでしょう。書き手としては,今年に限らず,このブログすべての記事の中でのベストという認識です。もちろん内容として物足りない部分はありますが,思ったよりがんばれました。

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三上章がフォーカスされ,また著書も売れているようなのは嬉しいのですが,妙に持ち上げられすぎているような気もしますので,こういう現代の研究との関係やほかの研究者の存在について書いておいて良かったと思います。

しかし書く前から予想はしていましたが,内容と労力の割に読まれてない度も圧倒的1位の記事ですね。多少詳しい人でも自分で調べるとなるとものすごく大変な情報もいろいろ入っていると思うのですが,まあそんな記事や情報はほかにもありふれていますので不思議なことではありません。

ゲーム言語研究

これも長らく構想がありながらなかなかアウトプットできていなかったものをようやく公開できました。

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ほんとうはもっと実際の自然言語の数の形態論辺りについて色んな言語を紹介しながら書くというのが理想だったのですが,力量不足でした。

スポーツ(オリンピック)

今年はオリンピックがあったのでスポーツについても色々書きました。中でも下記の記事に書いたように,その後の検証や振り返ること,思い出すことが重要ではないかと思います。

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あと個人的にオリンピック関連で改めて取り上げておきたいのは下記の記事でしょうか。

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研究・教育

オンライン授業

今年もコロナ禍下の授業はなかなか厳しかったです。来年も今のところあまり希望は持てませんね。いわゆるハイブリッド授業を本格的にやりました(コロナ禍前も非常勤で少し経験あり)。

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そのほか

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子育て・生活

今年は保育園が休園にならなくてほんとうに助かりました。一斉休園はなかったものの,個別には感染者が出て休園になったところも多かったようですので。

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ブログ

冒頭にも書いたように,週刊はてなブログへの寄稿は大変ありがたくまた貴重な体験になりました。記事にも書いたように依頼が来てブログ開始15周年に気付いたというキャラとかではなくほんとうにずぼらなブロガーです。

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noteで書く人はほんとうに増えましたね。宣伝くらいには使った方がいいのかな…と思いつつ,今のところ書く予定はありません。

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Notionに関する記事は継続的にアクセスがあります。書いたもの以外にもいくつか記事のアイディアはあるのですがまだ形にできず。

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付けてはみたものの,なかなか…

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