誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

学問

第15回筑波大学応用言語学研究会で発表します(2018/09/29,筑波大学)

今年やらせてもらった2つの招待発表(関西言語学会とMLF 2018)でも取り扱った語種と外来語の研究に関するある程度まとまった話をします。「講演」という名前になっているのでちょっと仰々しいのですが私としては長めの研究発表という感じで準備しています。…

【告知】Morphology and Lexicon Forum 2018(9/8-9, 筑波大学)

今年のMorphology and Lexicon Forum(通称MLF)は筑波大学筑波キャンパスで行われます。概要は下記の通りです。 日時:2018年9月8日(土), 9日(日) 会場:筑波大学 筑波キャンパス 共同利用棟A棟203室 プログラム等:下記サイトを参照 Morphology & Lexi…

【告知】形態理論研究会第4回:Epenthesis(2/28, 早稲田)

直前の告知になってしまい申し訳ないです。 研究会の主旨については下記のページなどご覧下さい。 About | 形態理論研究会 第4回のテーマはEpenthesis(挿入音)です。 以下概要です。 日時:2018年2月28日(水)13:00から17:00程度 場所:早稲田大学早稲田…

授業/ゼミでしている話や授業の資料公開記事のまとめ

タイトルの通り,授業やゼミの内容の公開に当たる記事のまとめです。基本的には専門以外の話を収録しています。 ちょっとずつ増えてきて,自分で探すのに時間がかかるようになってきたのでまとめました。 タグを増やすという手もあるのですが,これ以上あま…

指導教員を(卒論・修論の)サブのバックアップにしよう

はじめに 指導教員の電脳に侵入して外部記憶装置のバックアップに使う…とかそういう話ではありません。 かなり昔からいろいろ言われている話題だと思いますが,卒論・修論のバックアップ絡みでは今もいろいろな悲劇があるようですね。 修論発表前に○○君のPC…

「日琉語族」を考える場合「琉球語」は複数ある—「琉球諸語」の話

はじめに 先日「アルタイ語族」についての記事で下記のように書いたのですが(現在は修正済み), 日本語と系統関係がはっきりしているのは琉球語のみ(琉球語を独立した言語と考えない場合は「孤立した言語」扱い) 高校地理における「(ウラル・)アルタイ…

現代日本語の表現の意味・用法を調べる時にとりあえず当たってみる本のおすすめ

はじめに この記事では,現代日本語(共通語)の特定の形式の意味・用法を調べる必要が出てきた(例:「明日休講だっけ」の「っけ」の意味・用法が知りたい)時に,手っ取り早く調べることが可能で,それでもある程度はしっかりした記述がなされている本を紹…

高校地理における「(ウラル・)アルタイ語族」の取り扱いについてのメモ

追記(2018/02/02) 「琉球(諸)語」について簡単な補足を書きました。 「日琉語族」を考える場合「琉球語」は複数ある—「琉球諸語」の話 - 思索の海 はじめに 先日のセンター試験の地理に出たムーミンに関する問題は大きく話題になって,大阪大学大…

講演会・ワークショップ「なぜ、ヒバクシャを語り継ぐのか〜ノーベル平和賞ICANを支えたキャサリン・サリバンさんとの対話〜」(1/19-20 関西, 26-27 関東)

はじめに 標記の講演会・ワークショップが関西・関東それぞれで開催されます。 なんで突然こんな宣伝をするかというと,私も所属している筑波大学総合言語科学ラボラトリーの「記憶の継承と言語」プロジェクトが関わっているということがあります。当機関の…

筑波大学の人文社会系に関する噂?についてちょっとだけ

噂? 先日から筑波大学の人文社会系の教員がビジネス科学に組み入れられるという話が話題になっています。 木津 宗隆 - 恐ろしい時代! 筑波大学の某教授からの新年の挨拶です。 木津宗詮様... | Facebook 一方で,デマだという指摘もあったようです。 中野…

レポート共有サイトにおける盗用疑惑(への一部のはてブコメント)についてちょっとだけ補足

先日書いた記事への反応を見て,少し補足しておいた方が良いだろうと思ったので簡潔に書きます。 自分の書いた論文から盗用したような文章がレポート共有サイトで売られていた話 - 思索の海 はてブコメントはこちら。 はてなブックマーク - 自分の書いた論文…

自分の書いた論文から盗用したような文章がレポート共有サイトで売られていた話

追記(2018/01/03) 盗用かどうかの判断を中心に,簡単な補足記事を書きました。 レポート共有サイトにおける盗用疑惑(への一部のはてブコメント)についてちょっとだけ補足 - 思索の海 はじめに 下記の,卒論がメルカリで売られているという話を見て思い出…

卒論シーズンの大学図書館はいつも通りの状態ではないことがあるので利用は余裕を持って

はじめに 大学や分野によって違いがあるが,12月から2月ぐらいまでの間に卒業論文をはじめとした学位論文の提出日が設定されているところが多いのではないだろうか。 この時期は,それ以外の期間より人が集中するため,大学図書館が使いにくい状態になること…

2016年・2017年にいただいた本(主に日本語研究・教育に関する専門書や教科書)

はじめに 今年のはじめごろに,いただいた本は紹介してみようかとついったーでつぶやいた気がするのですが,まったくやらないまま年末になってしまいました。 さいきん研究室の蔵書を調べなきゃいけない機会がありましたので,それを機に昨年から今年にかけ…

日本語は特殊な言語である(かどうかWALS Onlineを使って調べてみよう)

はじめに 「日本語は特殊な言語である」系のお話には時々反応していて,下記のように記事にしたこともあるのですが, 日本語特殊論絡みで少しだけ - 思索の海 オノマトペと「日本語の脳」に関する日本語特殊論 - dlitの殴り書き 「言語を比べるのはなかなか…

学生向けの言語学書100冊

松浦年男さんがまとめた言語学書のリストが公開されました。「言語学をやる学生向けに和書で100冊」を他の方の意見も参考に選んだということです。一部簡単な説明も付いています。 101冊の言語学書大行進 - researchmap このようなリストは授業やゼミ等で配…

附属図書館主催ライティング支援セミナーの使用スライドを公開します

附属図書館主催ライティング支援セミナー終わりました(質疑応答のメモなど) - 思索の海 上記のセミナーで使用したスライドを公開します。 伝えるためのことばのカタチ(ライティング支援セミナー) スライド自体はかなり簡潔にしてあるのと、ネタ的なスラ…

附属図書館主催ライティング支援セミナー終わりました(質疑応答のメモなど)

イベントの概略については下記の記事と、そこにある筑波大学附属図書館のページをご覧下さい。 筑波大学附属図書館主催ライティング支援セミナーで講師をします(10/4) - 思索の海 ちなみに、参加者は計6名で、学部の1年生が3名、大学院生が3名と面白い構成…

筑波大学附属図書館主催ライティング支援セミナーで講師をします(10/4)

さいきんこういうお仕事が増えています。 参考:理工系を目指す中高生向けアカデミックライティングの授業を終えて雑感 - 思索の海 担当回のタイトルは「伝えるためのことばのカタチ」としました。もう少し詳しい情報が下記のページから見れます。 筑波大学…

理工系を目指す中高生向けアカデミックライティングの授業を終えて雑感

下記の授業が終わりました。 理工系に興味のある中高生対象のライティングの授業を担当することになりました(単発) - 思索の海 プロジェクトのサイトにも報告があがっています。 2017年度第2回共通プログラムを実施しました | 筑波大学GFEST~未来を創る科…

理工系に興味のある中高生対象のライティングの授業を担当することになりました(単発)

筑波大学にGFESTという理工系・科学技術に興味のある中高生をサポートするプログラムがあるのですが、そこで(アカデミック/テクニカル)ライティングの授業を担当することになりました。とりあえず今回のみです。 プログラムのメンバー対象なのですが、一…

【告知】竹沢幸一先生還暦記念ワークショップ「日本語統語論研究の広がり」(3/27、筑波大学東京キャンパス)

すでにどこかで見かけた方もいるのではないかと思いますが、竹沢幸一先生還暦記念ワークショップ「日本語統語論研究の広がり―理論と記述の相互関係―」が開催されます。特に申込み等必要ありませんので、気軽に足をお運び下さい。ちなみに私も発表します。 こ…

言語学なんでも(あり)研究会で発表します(3/10、京都大学)

先日告知した下記のシンポジウムの前日に、標記の研究会を行います。 シンポジウム「日本語文法研究のフロンティア」で発表します(3/11、キャンパスプラザ京都) - 思索の海 こちらは名称からもわかるように、ゆるめの研究会を予定していますので(参加者に…

「ら抜き」の(断片的な)文献リストをちょっと更新

先日「ら抜き」関係の記事を書いたこともありまして、 2017/1/13日付毎日新聞論点「「ら抜き」言葉、多数派に」の記事に便乗してことばの規範性の話 - 思索の海 他のお仕事で入門書的な本をざっと確認する作業があったのでついでに「ら抜き」への言及につい…

シンポジウム「日本語文法研究のフロンティア」で発表します(3/11、キャンパスプラザ京都)

国立国語研究所主催のシンポジウム「日本語文法研究のフロンティア ―形態論・意味論・統語論を中心に―」で研究発表をします。今年度は学会発表をしませんでしたのでなんだかこういう場はかなり久しぶりな感じがします。 このシンポジウムは以前刊行された以…

これまでに書いた言語学に関する読み物(本や論文)の紹介記事まとめ

これまでちょこちょこ本や論文の紹介記事を書いてきたのですが,個別のタグやキーワードで探すのが難しいので(なかば自分のため)まとめの記事を作っておくことにしました。 網羅的なものではなく販促・宣伝用の記事は外してありますし,自分が読み返して改…

言語学の入門書その3(やや番外編):斎藤純男・田口善久・西村義樹(編)『明解言語学辞典』

はじめに 過去のシリーズはこちら 言語学の入門書その1:黒田龍之助『はじめての言語学』 - 思索の海 言語学の入門書その2:定延利之『日本語教育能力検定試験に合格するための言語学22』 - 思索の海 今回取り上げるのは辞典です。明解言語学辞典作者: 斎藤…

ラーメンズで言語学(2):「熱が出ちゃって」「どこから?」述語と項のお話

ブログ開設10周年記念エントリの第二弾です。第一弾はこちら dlit.hatenadiary.com 結局2016年内には書けませんでしたが、一応ブログ開設日には間に合ったということで。 ちなみにラーメンズで言語学の第一弾は dlit.hatenadiary.com 5年以上前ですね…まあこ…

【告知】形態理論研究会第3回:Homonymy & Synonymy(11/19, 早稲田)

もう今週末だよ、どうすんだよ、ということで告知です。 研究会の主旨については下記のページなどご覧下さい。 About | 形態理論研究会 第3回のテーマは標記の通りHomonymy & Synonymyです。現準備段階では両方できる気があまりしないのですが(おい) 以下…

(スランプ?)専門家として何をどこまでどんな調子で書くか

最近、こちらになかなか書けていません。そもそも特に理由がなくても平気で半年ぐらいほったらかしにするブログではあるのですが… 別館やついったーを見ている方は「やっぱり育児大変なのね」とお思いになるかもしれませんが、主な理由は仕事量の増加です。…