誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

ポータル記事の整備、カテゴリーの追加、デザインの変更

はじめに

さいきん久しぶりにブログ全体に少し手を入れました。大きな変更もあるので記録しておきます。

変更点

ポータル記事の整備

下記の記事はもともとは本の紹介記事のまとめだったのですが、もう少しカバー範囲を広げてこのブログの主要な記事に飛べるようなページにすることを目指しました。

dlit.hatenadiary.com

具体的には、「言語学や研究について作成した教材(動画)」「言語学や研究に関するノウハウの紹介」「ほかの分野の本の感想など」を新設して該当する記事を追加しました。また、ほかのところにも新しい記事を追加したり記事を移動したりしました。

合わせて、目次を追加し冒頭の文章を修正しました。全体としては情報量が増え、また以前よりは整理されたのではないかと思います。

カテゴリーの追加・整理

カテゴリーの整理はこれまでに書いた記事を確認する必要もあってなかなか手を付けられていなかったのですが、今回はちょっとがんばりました。

主な新設のカテゴリーは下記の2つです。いずれも自分にとってあった方が便利だなと考えたので作りました。

  1. レビュー・感想 カテゴリーの記事一覧 - 誰がログ
  2. 書いた論文・本 カテゴリーの記事一覧 - 誰がログ

「レビュー・感想」は本や論文だけでなく、学会・研究会や買ったものなども対象にしています。「書いた論文・本」はその名の通りですね。「書いたよ」という報告だけでなく簡単な解説などを付けていることもあるのでまとめておきました。

「雑記」カテゴリーは削除しました。あまりにもいろいろな記事に付けていて分類の役に立っていない気がずっとしていましたし、自分でもどの記事に付けるか迷うことが多かったからです。

かなり読み飛ばしながらではありますが、ブログ開設の2006年まで遡って各記事に対するカテゴリーの検討をして追加したり修正したりもしました。

「小説」とか「映画・ドラマ・アニメ」辺りは該当が少なすぎるので今後別の形でまとめるかもしれません。

デザインの変更

テーマを「JOURNAL.」に変更しました。

blog.hatena.ne.jp

背景を白にしたい気分のときと淡い色合いにしたい気分のときが交互に訪れるので、それに合わせてときどきデザインを変えています。今回は淡い色合いのターンですね。

あと自分でもなくて不便だなと感じていたので簡単なグローバルナビゲーションをタイトル下に配置しました。最初はかなり入り組んだものも設計してみたのですが、上で紹介したポータル記事を整備したし最小限でいいかと思い、ポータル、三上章の記事、「水からの伝言」批判の3つに絞りました。

おわりに

今年も細々と続けていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

2023年に書いた記事の振り返り

2023年を思い返すと

2022年が(特に精神的に)ほとんどダウンしていたような1年でしたのでそれに比べれば2023年は少しましになりました。ただ仕事の忙しさは今年の方がひどかったので結果としてはそれほど記事を書けませんでした。

私のブログはかなりの不定期更新ということもあってなかなか全記事読んだという人は少ないのではないかと思いますので、今年書いた記事で特に自分の印象に残っているものを簡単に振り返っておきます。

個々の記事

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今も活躍中の水筒とテプラ。毎日食洗機で洗い続けてますけどほんとにはがれないですね。すごい。

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まずは一読をおすすめする本です。今読んでいる『土偶を読むを読む』の感想でもまた触れますが、専門家としての行動という点から見ていろいろ考えることがありました。

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Twitter(限X)は今年ほんとにいろいろありましたね…予想できないことが多すぎました。危機感で論文まで書いてしまったほどです。

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こちらは公刊されたらまた宣伝します。

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Obsidianは2022年から使っているのですが、今年はほんとに自分の生活にはまったなという感じがあります。仕事・研究面でいろいろ試していることもありますのでうまくいったものが出てきたらまた紹介します。

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ドコモはほんとどうにか改善してほしい。変えるしかないのかな。

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がんばって整理しました。

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ブログとしては1つの大きな方針転換になりました。いわゆるステマ規制法とインボイス制度両方への対応です。

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実はけっこう久しぶりの専門に関するトピックで批判を行った記事。

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Wikipedia執筆デビューしました。

おわりに

振り返ってみると、記事数は少なかった割に専門に関する情報提供はある程度やっていたようです。そんなに意識していたわけではないんですけどね。

来年もこれくらいは書ける元気があると良いのですけれど。

それではみなさまも良いお年を。

Amazonのアフィリエイトを(アカウントごと)削除しました

はじめに

先日、下記の記事に書いたように10月1日からのいわゆるステマ規制法への対応でアフィリエイト(このブログではAmazonアソシエイトのみ)をどうするか検討していました。

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結論としては、アフィリエイト自体を完全にやめることにしました。もうここから先に書く作業は済ませてしまったので、今後このブログのAmazonリンクから収益が発生することはないはずです。従って、タイトルやブログ、記事に収益に関する表現を入れる修正もしません。

実は上の記事で書いた時からほとんどやめる方向に気持ちは傾いていました。今論文執筆に追われていていつの間にか10月1日を迎えてしまいそうですので早めに処置しておきました。

アフィリエイトをやめた理由と今後の方針

すでにいくつかのところでサイトや各記事に収益に関するメッセージ等を入れているものを見たのですが、なんか自分のブログでやるのは違うなと感じました。

そもそも、はてなブログをProにしている最大の(というかほぼ唯一の)理由は、広告なしで少しでも記事を読みやすくしたいからなんですよ。私の書く記事は内容がややこしかったり長いものが多いですからね。タイトルも(ネタ系以外は)できるだけ記事の内容を正確に反映するように付けています。それなのにタイトルや記事に収益に関する表現を入れるのはなんか本末転倒だなと考えました。

どんな本がどれくらい売れたかというのが見られなくなるのはちょっと残念ではありますが、収益化はこのブログにとってはおまけみたいなものでしたので、特に専門的な記事を書く場合はできるだけ書籍に関する案内も載せるという方針に変更はありません。

Amazonアソシエイトの止め方

ところで、はてなブログでのAmazonアソシエイトの簡単な止め方がよく分かりませんでした。もしかしたら同じように困る方もいるかもしれないので、メモしておきます。

最初ははてなブログのアカウント設定にあるAmazonアソシエイトIDを消せばそれで終わりだと考えていました。

しかし、その後各記事のAmazonリンクを見てみるとアソシエイトIDの情報が更新されていません…試しに、一度編集画面から記事を更新してみたら自分のアソシエイトIDが外れました。しかしこれを全記事でやるのはとても面倒です。なお、編集画面で複数記事を選択してまとめてカテゴリーを追加するというやり方では更新されませんでした。

というわけで念のために、結局Amazonアソシエイトのアカウント自体を閉鎖しました。下記のページに説明があります。

affiliate.amazon.co.jp

本当はアソシエイトIDだけを消せれば良かったのですけれど、アソシエイトIDは増やすことはできても削除することができないそうです。残念(なんでそんな設計に…)。

ところでアカウント削除後に記事を見てみたらやっぱり旧アソシエイトIDが付いたAmazonリンクの情報が更新されてないんですよ。でもアカウントを消しちゃったので収益になることはないですよね…?

アカウントを閉鎖してしまうとこれまでの記録が見られなくなってしまうので、昨年と今年の今日までのレポートはダウンロードしておきました。でもなんかここまでやるのにいろいろなところで引っかかってつかれたので内容は確認してません。

これまでに売れたもの

これまで定期的にレポートを作成してダウンロードしておくということをぜんぜんやってなかったんですよね。こんなことならやっておけば良かったかな。

時々売り上げ自体は見ていたので記憶だけで書きますと、昨年一番売れたのは下記のレビューなどで紹介した鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』です。60冊くらい売れていたと思います。

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まあこれはそもそも多くの人が興味を持っているものを紹介しただけという感じですね。kindleセールの時も宣伝記事を書きましたし。

今まで紹介した中で、トータルで一番売れた言語学関係の書籍は黒田龍之助『はじめての言語学』でしょう。

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50冊以上は確実に売れていたと思うのですが、100冊を超えていたかどうかはちょっと自信がありません。ほかにもたまにけっこう専門性の高い専門書なんかが書いた記事を通して売れると嬉しかったですね。

おわりに

これでようやくすっきりしました。

専門家として専門書を紹介することとアフィリエイトの関係とかについての考えや感想はまた別に書いた方が良さそうですかね。でも特に紹介するための工夫とかはしてなかったんであまりノウハウ的なものはないんですよね。売り上げのことを優先して専門に関するところがおろそかにならないようにということだけは常に気をつけていましたけれど。