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歯切れが悪いのは仕様です。

∀、∃の読み方(呼び方?)

 今日の意味論の授業でちょっと話題になったので。
 ずっと気になってたんですけど、量化のところで扱う論理記号の∀と∃って何か簡単な呼び方は無いのでしょうか…
 例えば論理式、というか意味表示なんかを(∃x(student'(x)∧lazy'(x))とか(笑))書いたときは「ある〜は…」とか、「〜がいる/存在する」とか読み下せば良いのですが、この記号自体を指したい時に何ていうか、ってずっと気になってるんです。
 周りで言語やってる人は大体"universal/existential quantifier"とそのまま英語で呼びます*1。ただ、結構長いですよね…日本語にしても「普遍/存在 量化詞」ですし。もうちょっとさらっと読む方法は無いのか、と。
 気になってちょっとググってみたんですけど、上手いこと情報を見つけられず…昔、誰か他大の先生が∀のことを"turn A"とか呼んでた気がするんですけど、そういう言い方はあまりしないみたい…意味論の専門家でも知らないみたいなので、っていうかこれじゃあのガンダムですよね…ネタだったのでしょうか(^^;
 ところで、今日の授業ではうちの先生が∃を素晴らしく簡単に呼んでました。
 「よ」と…
 論理学とか数学とか言語学の教科書で最初に出会ったとき、日本人なら大体の人が考えちゃうと思います。これ、海外とかにも広まって、学会とかでも普通に言える位スタンダードにならないかなあ(笑)これ以上短くはできませんよね。
 形式意味論の教科書では悪名高い"λ"も「にゅう」とか読ませれば親近感が沸いてあまり辛いことにならずにすむとか…しかし考えてて思ったんですけど、λの理論的な意味と「入」って漢字の意味、結構合ってますよね(compositional semanticsをやってると特に)。
 誰か良い情報知っていたら教えてくださいm(_ _)m

*1:厳密には、この記号だけではなくて変項の表記までを含めてそう呼ぶ…らしい