誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

論文提出

 論文一本提出しました。学内紀要の小さな論文…のはずが意外と容量ぎりぎりに。脚注とか書きすぎるのかもしれない…
 書き終わった後に思ったのですけれど、ここまでDistributed Morphologyの枠組みを前面に出して論文書いたのは初めてかも…自分でも意外です。口頭発表では結構色んなところで話してきたのでなんかギャップが(^^; DMに関しては最近Embick, Halle, Marantzの新しいmsなんかを読んで色々考えてます。いつもながら、やっぱりEmbickのものが一番肌に合うなあ。Marantzはhandoutは読みやすいけど論文になると読みにくくなる気がする…
 というわけで私の貧弱な著作リストにまた大仰なタイトルの論文が追加されます(笑)今回のは「二種類の範疇変化とその構造的定義:否定の接頭辞と右側主要部の規則」になりました。名前負けしてるかなorzあ、あと、今回初めて真正面から語形成関連の論文、な気がします。これも口頭の方ではむしろ語形成関係をたくさん話してるのでちょっと意外でした。活用のやつも早いとこまとめないとなあ…
 しかし毎回論文書くたびに「やっぱり書いてると色々思いつくし、色んな知識が活性化して研究が進む!楽しい!」とかって思うのに、やっぱり何か締め切りとか縛りが無いとあまり自主的には書かないんですよね…あの感覚に軽い中毒性があれば良いのに、とちょっと思ってしまいました(←この辺りがまだこう研究者としての自覚が足りないですね)。