玄倉川さんが非常に便利なまとめエントリを書いてくださったので紹介しておきます(追加関連エントリもあります)。
一応関連記事はある程度追っていたのですが、お返しトラバ?という文化のせいなのか、トラバ群の中から関連エントリを探すのが結構大変なところもありましたし*1、今までなんだか気になっていたけどそもそもどこで騒がれているの?というような方にとってはとてもありがたいのではないでしょうか。
まあでもほとんどは議論や批判の仕方、「ブログで〜する時の態度やマナー」についてのやりとりだったりするので、水伝の話はそんなにメインでは出てこなかったりするのですけれど。水伝そのものに関しての肯定的反応も典型的なものが多かった気がしますね。「良い話だからいいじゃない」とか、「ファンタジーだからいいじゃない」とか。
僕が勉強になったのは、なんというか「こういう批判/言及/コメントの仕方をするとこういう反応の仕方をするような人もいるんだなあ…」という異文化体験ですかね。次にそういう文化に生きてる人を見かけたり、直接相手をすることになった場合にびっくりしないで済む(多分)という点では良かったかなあ。
ただ、poohさんがあれほど注意深く丁寧に言及したにも関わらず、変な紹介のし方をされてしまったのなんかを見ていると、ネットでのやりとりの難しさも痛感。
影響と言う意味で良い点を挙げるとすれば、色んなところでちょっと言及されたりしていましたけど、この騒動を通して水伝問題、ニセ科学問題について初めて出合ったり、今までなんとなく名前は知っていたけれど、というような人がその具体的な内容について知るきっかけになったんじゃないか、ということでしょうか。この一ヶ月、関連エントリが少ない僕のところですら水伝関係の記事へのアクセスは増えましたし、検索してやってくる人も久しぶりに結構見ましたし。
玄倉川さんがまとめてくださったおかげで、この騒動に直接関わっていないけれども興味を持ったというような方もいると思いますし(実際もう言及エントリもいくつか上がってますしね。)、もしかしたらここからまたしばらく話題になるかもしれませんね。
後は、今まで知らなくて関連情報に触れた人がビリーバーになったり、「なんだ良いじゃん別に」のように思ったりすることはそんなに多くない、ということを期待するばかりです。それも水伝賞賛系のブログ記事が未だに一定数生産し続けられていることを見るとなんとなく心配ではあるのですけれど。
*1:タイトルは全然関係無さそうで記事の後半で触れてるやつとかもあったしなあ…