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歯切れが悪いのは仕様です。

「属人(的)」の定義試案

 試案、ってかほんと、アイディアの断片なんですけど。
 あ、ちなみにここでいう「属人的」は「属人論法」とか、「人を批判するのではなく論を批判する」というような文脈で使われる「属人」をターゲットにしています。
 ある論や批判が「属人的」かどうかって、「代替可能性」のような概念によって定義できないかなあ、と。定義、というかそういう視点で考えたらわかりやすいかも、ぐらいの感じなんですが。
 最も典型的な属人論法の例でいくと、ある人物aによってある主張が成された時(それを判断する時)、「aがb, c, d, ...の他の個体のいずれかであっても良いのか」というように考える、といった具合です。
 属人論法の場合はわかりやすくて良いのですけれど、「人を批判しない」といった場合に、どこまでを「人」に含めるかといった点でたまに見解の違いが見られるような気がするので(例えば、職業のような社会的属性などをどう考えるか、とか)、「他の個体を当てはめるとどうなるか」って基準で考えると混乱が少なくなったりしないですかね。
 余計話が複雑になったりするかな(^^;