誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

媒体と批判

 もうほぼ開店休業状態の下記コンテンツですが

もったいないので、書評論文とかそういうものにまとめたら、という意見を何人かの方(ほとんど研究者)から定期的にいただいています*1
 ただ、確かどっかのコメント欄にも書いたのですが、僕としては今のところ(批判をメインに据えている立場では)ブログってのが一番良い場なんじゃないか、と考えています。
 というのも、まあ載るかどうかもわからないのですが、仮に専門誌に書評論文として載ってしまうと、「その雑誌で取り上げて書評する価値がある本」だという印象/評価も広めてしまう可能性があるんじゃないかと。
 これ確か同じようなことがkikulogでも議論されてたと思うのですが、難しいところだと思います。そういう紙媒体でしか届かない方々、というのは確実にいると思うので。あまり専門的でない雑誌なんかにしっかりした肩書きのある*2研究者の方が警告を書いてくれるのが一番だと思うのですが、そうするとあまり専門的な書評は載せられないだろうしなあ…
 そういうより広いところに届く書評を頼まれたりするのは内田某先生だったりするのですよね…ところでこないだ書店に平積みされていた内田樹センセイの本の帯に福岡伸一の賞賛の声が載っていて思わずにやにやしてしまった私はイケナイ子でしょうか。

*1:しかし今読み返すと書き方とがってんなあ。

*2:これは戦略としてはいたしかたないところかな、と。