誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

談話会発表終了

 sumauさんが来てくれました。わーい。
 談話会での発表は幸せな感じで終わりました。幸せな感じというのは、予想していた質問も、あまり予想していなかった鋭い質問も出て、新しい発見もあり、議論もなかなかにかみ合っていた(たぶん)という意味です。
 一応連休の最後の週末だったので(それでも一応慎重に考えて)三十部しかハンドアウトを作っていかなかったら足りなかったという…三宅先生からちょうどハンドアウトが無かったのはわざとじゃないですよ(^^; そういえばいつもおなじみのメンバーは意外と少なく、新しい顔が比較的多いと感じました。
 どれだけ楽しんで(面白がって)もらえたかは心許ないですけど、少なくとも発表の仕方はそれほど調子悪くありませんでした。ただ、どうしてもKLSでやる予定の内容なので、少し薄めはしたものの結構理論的な話になっちゃいました。「なんじゃこりゃ」感があった人は結構いたのではないでしょうか。ただ、それでも的を射たというか鋭い質問が飛んでくるのがあの場の怖い…いや、素晴らしいところ。しかし生成文法で発表しても、あれだけ多くの非専門(たぶん)の人が真剣に聞いてくれる発表の場があるってのはなんだか救われますね*1(←最近ネガティブ)。
 しかしおかげさまで、発表の構成をどう修正すればいいのかがかなり明確になりました。色々な方からコメントや質問をいただいたので一人一人ともっとゆっくり話してみたかったのですけれど、時間が無かったのは残念。
 あとはKLSを生き延びるために理論に詳しい人用対策を練らねば。
 鈴木容子さんの発表はかなり試論、あるいは試論のための最初の調査の報告、という感じのものだったので、議論が色々拡散しちゃったのがちょっと残念だった気も。ただ、発表時間がたっぷりあるので、そういう話題について色んな立場の人があーでもないこーでもない言えるのも談話会の良いところなんだと思います。

*1:後半の日本語教育関係の発表がメインだったという人も結構多かったと思うのですが。