誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

二の足を踏む

 正直最近はkikulogの各議論を追うだけで精いっぱいで、アウトプットが全然できていない、というような個人的な状況もあるのですが、

を読んで。
 poohさんのこの記事の意図を読み取れているかどうか自信が無いということは最初に断っておいて。
 自分のことを振り返ってみると、僕自身はいわゆる「ニセ科学批判批判者」と呼ばれる(あるいは呼ばれていた)ような方々との直接的なやりとりはそれほど無いのですが、それでもその少ない経験を通してニセ科学関係の記事を書くことについては少し慎重になったように思います。慎重になったと言うと良い傾向だとも思われちゃいますかね…時々二の足を踏むようになりました。それでも書き始めたら大体思い切って公開しちゃいますけどね。僕が変な批判を吹っかけられることの多いメタ的な議論について書くことが多かったということもあると思いますが…また、そもそもニセ/疑似科学に関する話を書くのって、そういった方々に対する対応を省いたとしても、書く前に色々調べることがあったりで結構大変なんですよね。
 ただ、ニセ科学フォーラム2009がかなり盛況だったらしいことなどを見ると、

poohさんも書いていたように、少なくとも興味を持っていたり、問題だと感じている方は結構いらっしゃるのかなと。ネット(の自分の観測範囲)ではまだ見えにくいけど、ニセ科学に対する様々な活動が少しでも結果につながり始めているということが現実としてあれば、嬉しいなあ、なんていうのは希望的観測に過ぎるでしょうか。