さて、レポートの時期も一段落したことだと思いますし、たまにはこういう軽い記事でも。なんかついったーを始めてからさらに短いエントリが書けなくなった気がします。
前提
あくまで僕の授業内でのお話。
レポートの課題と一緒にレポートでこういうことをすると評価が低い、というリストを渡しています。ごく簡単に説明もしてます。
こういう応急処置的な方法が良いのかどうかあまり自信は無いんですけど、少しでも参考になればなあと。
リスト
簡単に授業で話してる説明も付けます。ちなみにこのリストは僕が今まで授業で受け取ったレポートの実例に基づいているので今後増える可能性も。
1. 箇条書き、メモ書き(の寄せ集め)のみ
文章にしてください…
2. コピペ
研究者ってWikipediaとかweb上の情報も色々見てますよ。
3.
- 引用(他の人の意見)と自分の意見の区別が無い/はっきりしない
- 出典が明記されていない
先人(他の人)の手柄をぼんやりさせてしまうと、自分の手柄もぼんやりしてしまって結局損です。
バリエーションとして引用箇所のページ数が明記されてないとか色々あり。
4. 「〜だ(と思う)」という主張だけで、証拠/根拠、理由や具体例が無い
全ての主張に明確な根拠を付けるのもまた難しいですが、できるだけ説得力を増す努力をしましょう。「と思う」を付ければ理由などを述べなくてよいということはありません。
5. 構成が無い
考えたことをただだらだら書き連ねるレポートはわかりにくいです。最初に「はじめに」の節を作ってこのレポートでは何をするのか、どういう問題を取り扱うのかをはっきり書くだけでだいぶわかりやすくなります。
おわりにおまけ
これを全部クリアできてるレポートはなかなか無いですね。こうやって見ると簡単に思いますが、自分でやるなると意外と難しいと思います。特に4辺り。
あと必ず言うのは
僕(専門家)に読ませると思うと説明が雑になるので、授業に出てない友達に読ませてもわかるような文章を書くことを目標にすると良いかも。
書く技術はどんな人でもある程度量をこなさないと身に付かないところがある*1ので、失敗ができる今のうちにたくさん書いてたくさん失敗しておいた方が良いよ。怠け続けていきなり卒論とかつらいぜ。
ってところでしょうか。
さて僕も添削頑張ろうっと。
*1:たまにそうじゃない人もいるかも。