「そんな安易なネタの使い回しとかするから本番でもすべるんですよ」
「あんなおもしろい人たちの後にやれってのがそもそも」
敗戦報告
さて、というわけでビブリオバトルやってきました。
僕が紹介した本はこちら

- 作者: 奥津敬一郎
- 出版社/メーカー: くろしお出版
- 発売日: 1978/03/15
- メディア: 単行本
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しかしやってみて改めて思ったのですけれど、「正確な」紹介とか「分かりやすい」紹介なら経験あるんですけれど、それらに加えて「読みたくなるような」紹介ってのはなかなか難しく、そして面白いタスクでした。
ちなみにチャンプ本は中俣尚己さんの神尾昭雄『情報のなわ張り理論』でした。しかしなんでみなさんあんなに面白く話せるんですかね…メンバー見てだいたい予想はしてましたが。
終わったらここでどういう話をしたのか書こうかなと思ったのですが、文章化しろというお話が来ましたので自重します。そちらが出る時にまた宣伝しますね。
その他の企画
午後は「耳で読む博士論文」という企画で庵功雄氏が博論とその出版バージョンである『日本語におけるテキストの結束性の研究』の話をしたり、

日本語におけるテキストの結束性の研究 (Frontier series―日本語研究叢書)
- 作者: 庵功雄
- 出版社/メーカー: くろしお出版
- 発売日: 2007/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
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僕はこの日は完全に「生成文法の人」という体で行ったので研究相談の際もそういう役回りだったのかなと思うのですが、一人も来ませんでしたね。「生成文法やりたいんです!」って目を輝かせた院生が来たら「じゃあまず落ち着いて考えてみよう」と言う準備はしてあったのですが。
準備する側のことを考えるとなかなか気軽には言いにくいのですが、こういう企画が学会単位で色々増えると良いですね。以前「言語研究若手の会」を作るとしたらって妄想してたときに、こういう企画を色々考えていたのを思い出しました。