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歯切れが悪いのは仕様です。

科研費の報告書を公開しました

 2013-2014年度の期間いただいていた科研費(若手研究(B))「屈折・派生形態論の融合のための分散形態論を用いた日本語の活用・語構成の研究」(研究代表者:田川、課題番号 25770171)の研究成果報告書のpdfファイルをResearchmapの資料公開のページにて公開しました。

 「はしがき」でも言い訳していますとおり、期間内に論文化できなかった、あるいは現在も論文化の目処が立っていないものを(けっこう大急ぎで)まとめた短い論文というか研究ノートの寄せ集めのようなもので簡単なまとめにもなっていないので、こういう形で公開するのは大変躊躇したのですが、過去に科研費の報告書がなかなか手に入らず何度も苦労したことと、そのたびに「自分がこういうの作る方になったら絶対に手に入りやすくするんだ」と決意していたことを(不幸にも)まだ忘れていなかったので公開に踏み切ることにしました。
 研究会や学会でいただいた多くのコメント・質問への対応もなかなかできておらず、先行研究のレビュー、現象観察、分析それぞれに色々問題があるかと思いますが、少しでも今後の研究の足しになればいいなあと思っています。もちろん、ここに収録されている研究内容は自分でも研究を進めていて、一部は発展させた形で論文化できそうではあります。
 次も取れるといいなあ。ダメかな…