誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

2015年の年間ベスト記事(個人的おすすめ)

 ここ2年ぐらい、その年のアクセス数順の記事のランキングはまとめていたのですが、次の記事を読んでなるほどと思ったので、

全然指名も要望もないのですが、勝手に自分が広く読んでほしいなと思っている記事を紹介することにしました。
 そんなまとめる意義があるほど数書いてないんですけどね…なので少しだけ。

読んでほしいなーって記事

 あまり順位も付けられないのでランキングにはしません。

地域とことばと教育の話

 自分の中ではかなり気になっている問題で、授業でも折に触れよく話しています。私自身のメインの研究テーマからは外れるので今のところ調査するとかそういうことはないのですが、こういう問題があることは、日本語教育、国語教育に関係のある人だけでなく、多くの人に知ってほしいと考えています。意外に身近な問題(になる)かもしれませんよ。

言語学の入門書紹介第二弾

 第二弾を書く気はあまりなかったので自分でもびっくりです。いわゆる民間の日本語学校の日本語教師養成課程で言語学概論の授業を持つことになったのがきっかけでじっくり読むことになりました。その授業でも教科書として使ったのですが、やはり良い入門書ですね。記事にも書いてありますが、独習にも向くタイプだと思います。はたして第三弾はあるのか。

読書案内シリーズ

 最近、言語研究・日本語研究絡みの記事ではできる範囲で読書案内を付けることにしています。理由としては、アフィリエイトをはじめたからしっかりした専門家が書いたおもしろい一般向けの本・入門書などが色々出ているのに、意外と知られていないことが多いなと感じる経験をここ数年重ねてきたというのが大きいです。自分の読書のモチベーションにもなりますし。

ラオウ「うぬ」

 これはどちらかというと思ったより反響がなかった、というものですね。pdfの公開ですし、そもそも私の文章が面白くなかったという話なのかもしれませんが、実はこれまでのネタ系考察の中でダントツに時間かけてるんです…北斗の拳とダイの大冒険の全セリフをチェックしたので…ラオウが「うぬ」以外の二人称もたくさん使ってるとか、逆にラオウ以外のキャラもけっこう二人称「うぬ」を使ってるとか、個人的には色々発見があって楽しかったです。

書評が学会誌に載った話

 これも読んでほしいというよりは、自己紹介というところでしょうか。ガチ専門の話はここではほとんど書かないのですが、学会誌に書評を書いたのは初めてだったので嬉しくて宣伝したかったんです。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。実はランキングと合わせると今年の主要エントリをほぼ網羅してしまうので何なんだという感じもしますが、来年もこんなペースでのんびりやっていけたらと思いますので、気が向いたら遊びに来て何か読んでいってみて下さい。

おまけ2

 上のはてなブログの方にも関連記事がありますが、今年に限らなければ、このブログで(おそらく)一番読んでほしい記事は金谷武洋氏に関するものです。FAQの方だけでもどうぞ。