時々書いているように雨の日は好きなのだが,今日はそれほど浮ついた気持ちにはならない。
東京も緊急事態宣言が解除され(こう言えるってことはやっぱり「宣言」だけどアスペクト的に「維持」っぽい扱い?),生活のいろいろなところに変化が見られる。「変化」と言ってもどちらかというと元の生活に近づいていると思うのだが,もはやCOVID-19問題以前にどういう生活をしていたのかよく思い出せない。それほどの衝撃だったということだろうか。
ところで,結局これの通称は(日本語では)「COVID-19」よりも「新型コロナ」かもっと短縮して「コロナ」に落ち着いてきたような気がする。
まず,保育園への登園の制限が緩和された。うちでも平日すべてというわけではないが,数日は預かってもらうことにした。ワンオペ育児日が1日減るだけでとてつもなくありがたく思える。もちろん感染の(再)拡大は心配なのだけれども,このままだと生活が立ちゆかないと思う。すでに限界をこえているという家庭も多いのではないか。
住んでいるマンションの共用施設も基本的に使えるようになった。こちらはそれほどないと困るというものはなかったのだけれど,やはり使えると便利。
スタバの店内使用が再開したのは,自分にとってはインパクトがあった。あまりニュースとかでは見なかった気がするのだが,私の観測範囲では,商品の提供方法の変更,店内のスペースや席の使い方,そして完全休業と,あらゆる対策において実行するのが最も早かった飲食系の1つではないかと思う。ただまだ店内利用するかは躊躇する。持ち帰りできるだけでもいろいろ助かる。
ここ1ヶ月ぐらい,自転車で走っていると自転車に乗っている人が増えたんじゃないかなと思うことがよくあった。公共交通機関を避ける人が乗っているとかそういうことだろうか。ランナーが増えたのと一緒で運動のためということなのかもしれない。駐輪場の契約を5月末で更新しなければないのをすっかり忘れていたが,事なきを得た。やはりタスク管理サービスは偉大。
今日気付いたところだと,近所はコンビニの店内に設置されているゴミ箱の使用がまた可能になったようだ。先週まではずっと使用できなかった気がする。
今後もこれで収まるということはまずなく,また厳しい状態になることは何度もあるのだろう(できるだけ少ないと嬉しい)。
自分の気持ちも状況もなかなか整理しきれないところがあるのだけれど,確実に言えるのは,3月末〜5月は地獄であったということである。あれをまたもう1ヶ月繰り返せと言われるとできる自信はない。
なんとか乗り越えられたように思える/見える人も,相当のダメージを負っているのではないかと思う。緊張状態というか,一種の「ハイ」な状態で気付いていなかったりということもあるのではないだろうか。
次(と言っていいのか分からないけれども)が来た時に致命的なダメージにならないようにしなければならないのだろうとは考えるのだけれど,個人でできることにはやはり限界があるというのを思い知らされる日々だ。
思いつくままに書いてみて,「終わったわけではない」と自分に言い聞かせつつも「もう終わりになってほしい」と思っている自分に気付いた。