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歯切れが悪いのは仕様です。

いつになくポジティブになれない12月31日

例年,その年の終わりにはつらかった的なことばかり書いている気がします。だいたい原稿とか査読とか学生の論文チェックとかそのほか諸々のおしごとも一緒に年越しするからなんですが(帰省してても夜はおしごと),今年はやっぱりコロナ禍のことが大きいです。

もう一度あの苦しさを乗り越えられるか

苦しさには,(ある程度)慣れることもできるものと,知ってしまったからこそ次は耐えられないというものがあると思います。

私はそおらく幸運な方でそれほど後者の苦しさの記憶がないのですが,今年の緊急事態宣言下(特に保育園休園)時の苦しさはしばらく忘れられないものになりそうです。具体的には次の記事に少しだけ書きましたが,

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もう一度振り返ってさらに詳しく書こうという気にはとてもなりません。内容が違いすぎるので比較するのも変な気がしますが,程度だけで言えば博士論文執筆時よりもかなりひどい精神状態だったと思います。

次に同じような状況がやってきたときに今年の経験を生かせるところは色々あると思うのですが(たとえばオンライン授業の準備とか),次回がよりひどい条件下・状況だという可能性は十分ありそうですよね。次も耐えられるかな。無理そう。

どんどん人を使い潰しているのではないか

今年1年仕事回りをはじめ生活していて強く感じたことに,わたしたちはどんどん人を使い潰しているのではないかということがあります(表現としては「すり潰している」というのが個人的にはしっくりきます)。

おそらく多くの人が今実感できて危機感を抱いているのが医療関係者だと思いますが,ほかのさまざまなところで人が消耗している…よりひどいことが進行しているのではないかと。

これは実は大学の営みに教員として関わるようになってから(実は院生の頃からも少し)感じてきたことなのですが,今年はやはりコロナ禍のことがあってかなり悪化してしまったのではないでしょうか。

もちろん今のCOVID-19周りの事態がさらにひどくなるというのが最も嫌な未来ですが,仮に(ある程度)乗り越えられたとして,そのために消耗した多くの人の生命や健康は,この先大きな負荷・重荷・ディスアドバンテージになって未来のわたしたちに降りかかってくるのではないかという怖さが頭から離れません。大学関係に限っても,今後これまでの無理がたたって大きく健康を損なう人が今まで以上に出てくるということがありそうで。

緊急事態を切り抜けるのに,(できる人は)ある程度の無理やガマンは仕方ない,というのは避けられないことなのかもしれません。しかし「仕方ない」が変に積み重なることで変な道に進んでしまうこともあるのかなと思います。

こんな思考から離れられないことが,すでに精神的に参っている証なのかもしれませんが。

皆様も1年おつかれさまでした。来年は少しでも多くの人にご武運(good luck)を。

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