誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

車を運転するときも自転車に乗るときもマスクをしている

著者の名前を見て読まずにいた人もいるのではないかと思ったんですけどコメントとかにはあまりそういうのないですね。webの文章ではかなり久しぶりにこの名前を見た気がするので私の感覚がずれいているのかもしれません。

jbpress.ismedia.jp

私も当初は(1人で)車を運転するときや自転車に乗るときは人と接しないからマスクしなくて良いんじゃないかと思ってました。でも,実際にやってみると「これは付けておいた方が良いな」と思うことがあり基本的にマスクをしたままにするようになりました。

1つ目の理由は移動後の行動へのスムーズな移行です。たとえば私は自転車を主に自宅から通勤に使う駅までの移動に使っているのですが,駐輪場から先はもうマスクをしたいので乗る前から付けておいた方が結局楽です。また,ほかでも誰かと会うとか買い物といった用が多く,結局乗る前からマスクしてる方が楽ですね。

2つ目の理由は突発的な接触の発生です。車や自転車を使っている時でも意外と(特に停車時に)人とのコミュニケーションって発生しませんか。たとえば自宅の近くで知り合いに会うとか。駐車場を出入りする際の警備員さんとのやりとりとかなら事前に予測できますけどね。「(ソーシャル/フィジカル)ディスタンスが保てればマスクはしなくても良い」という言い方は定期的に目にして,確かにそうなんでしょうけど困るのはソーシャル/フィジカルディスタンスって意外と一瞬で消え去ってしまうことがあって,なおかつそれが予測できない(ことも珍しくない)ということだと思います。

結局,車でも自転車でも自宅から乗って出かけてあまりどこにも寄らずに自宅に帰ってくるという使い方ならマスクをしなくてもけっこう大丈夫なのかもしれませんが(特に長時間自転車の場合はつらいかな),違った使い方をしている人もたくさんいるのではないでしょうか。

一方,これまでの話の前提として私がこういう形でマスクを使っていてもあまり苦ではないということもポイントです。マスクをした時の苦しさは人によって違うでしょうしマスクを(長時間は)できない事情も人によってはあるでしょう。自分の事情を尊重してもらうために他人の事情を尊重できるような余裕がいつも保てると良いんですけどね。