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歯切れが悪いのは仕様です。

フリースタイルのための動画機能付きデジカメ購入メモ(2)―撮影可能時間、記録形式―

今日はちょこっとだけボールに触ってみたけれど、昨日のサッカーの後遺症もあれば風もこれでもかってぐらい吹いててすぐに断念(>_<)
というわけで書き残していたデジカメの記事の残りを書いておこうと思います。今回取り上げるトピックも意外と?色々ややこしいんですよねー記事のためにちょっとググったりして勉強したんですが、意外と時間もかかったし勉強にもなりました。

◆撮影可能時間
この項目は次に取り上げる記録形式と密接に関係しているのですが、最初に簡単に触れておいて、最後に記録形式の話とまとめて述べようと思います。
基本的には、撮影可能時間について注意するべき点は簡単です。それは

  1. 電池が(充電せずに)どれだけ持つか
  2. 規定のメモリ当たりどれだけの時間撮影できるか

の両方をチェックする必要があり、両者に差がある場合もある、という点です。
1については、デジカメの仕様には「静止画最大:〜枚、動画最大〜分」というように書いてあります。2については、大体最後の方に表で「内蔵メモリ...256M...1G、当たり〜分」というように、容量当たりで撮影できる時間が記載されています。
両者にずれがあるとは、例えば「1Gで1時間撮影可能!」と書いてあっても、デジカメ自体の電池が動画で連続30分しか持たなければ撮影可能時間は30分ですし、「連続1時間撮影可能のスタミナ!」と書いてあっても、1G当たり30分しか録画できないならば、やはり撮影可能時間は30分だ、ということです。前者に関しては充電が必要になりますし、後者ではいらないデータを選択して消去し、容量をあけなければなりません。
メモリカードは2Gまでのものがありますし、電池に関しても大容量電池が別売りで用意されていたりもしますが、やはり高いです(>_<)
僕はどちらかというと電池の方を重視した方がいいのではないか、と考えています。それは、上でも触れたようにメモリはデータを消去すればすぐに空くからです。充電にはコンセントが必要ですよね。
そしてもう一つ、
電池は消耗品であり、どれだけの時間持つかというのは理想値である
という点が重要です。電池は充電を繰り返すたびに消耗していきますし、〜分持つ、というのはある一定の環境における数値であり、特に気温が低い場合などは短くなるのが普通です。
フリースタイルだと冬、外での撮影なんていう状況が結構あるでしょうし、難しいtrickの撮影とかだと回しっぱなしにしておいて何回かできるまで連続で撮るというのが理想でしょう。仕様書の数値としては少々不必要かな、と思うぐらい長い方が便利だと思います。もちろん、必然ではありませんが。

◆記録(圧縮)形式
さて、問題の記録形式です。何がややこしいか、というと記録形式に関する状況自体込み入ってるのですが、ここでは深入りしません。詳細については以下の記事を参照。具体的なデジカメの機種にも触れているので参考になります↓
http://plusdblog.itmedia.co.jp/ogikubokei/2005/09/quicktime_1abd.html
また、仕様書やカタログには「mortion-jpeg形式、mpeg4形式」などと書いてあるだけで、その形式の特徴が何かという点についてはほとんど触れられていないという点も困り者です。
ここではまず大原則として次の点について述べます。

  • 画質が良く、取り扱いが簡単なほど容量を食い、そうではないほどたくさん(長い時間)記録できる。

基本的には前者には"mortion-jpeg","mpeg1"と言われる形式が、後者には"mpeg4"と言われる形式が分類されると思います。
さて、フリースタイルにはそこまで高レベルの画質は要求されないと思います(相対的な問題ですし)。容量を考えると、真剣にmortion-jpegの形式のままwebに載せるというのは非現実的ですらあるそうです。結局圧縮するとすれば最初から圧縮されていて長時間録画できるmpg4形式の方が適していると言えそうです。
ただ、ここで注意が必要です。mpeg4形式は”編集の素材として扱いにくい”形式だということです。なぜかというと、意外に多くのソフトがmpeg4形式には対応していないからです。例えば有名なTMPGEncのようなフリーソフトはおろか、Adobe Premiere proのようなシェアウェアさえそもそも編集素材として取り扱うことができません。また、mpeg4自体にも多くの種類があるのでその点に関しても注意が必要です。
mpeg4に関しては、上で紹介したブログの記事にデジカメに関連させた説明がありますが、以下にも簡単でわかりやすい説明があります。

ただ、例えば僕の買ったEXILIMのmpeg4はWindowsXPのservice pack2に付属しているwindows movie makerで取り扱うことができるので、それで切ったり貼ったり編集し、最後にサイズを調整し、さらにwmvのversion7.0に変更してwebに載せています。
面倒に思われるかもしれませんが、考えた結果、やはり自分は「撮れる長さ」を優先しました。ボールを蹴っている間軽く1時間ぐらい撮りっぱなしにできるのはやはり楽ですし、失敗している動画をたくさん見るのもかなり参考になります。

最後に、デジカメで撮った動画の編集に関しては以下の記事が非常に参考になります↓

SANYOのデジカメに関するFAQであるとありますが、多くの項目はどのデジカメを持っていても参考になるでしょう。

さて、いかがでしたでしょうか。これで基本的な項目についてはおおよそ書けたと思います。メモ程度のものですので、全然完璧とは言えませんが、少なくともこれまでの点に気をつければ大失敗というのは無いのではないかと思います。
また、僕は全くの素人ですので、気になることがあった場合や買う時には店員さんなどに相談することをオススメします。

次回で、では、僕の買ったものはこれまで挙げた点に関してどうなのか、なぜ最終的に選択したのかという点について述べて閉めたいと思います。お付き合いありがとうございましたm(_ _)m