ニセ科学
はじめに 改訂版を書こうというアイディアはしばらく前からあって,実はnoteに載せるつもりだったのですが,ここしばらくあったnote関連のトラブルと運営側の対応があまり好ましいものではなかったのでこちらで改めて記事にすることにしました。 この話題に…
追記(2020/10/12) 補足記事を書きました。 dlit.hatenadiary.com はじめに 当初,この問題が出てきたときはここまで多くの人の興味を引くとはまったく予想していなかったので驚いているというのが正直なところです。そのおかげか,日本学術会議の位置付け…
書いてみるとお前誰なんだという感じの内容になってしまいましたが、一読者の雑な感想として。 個々人が別個の問題にもとりくむべきという話ではなく、疑似科学に歴史修正主義がふくまれることを理解するべきという話 - 法華狼の日記 を読んで。 このタイト…
以下は科学哲学などが専門の伊勢田哲治氏に対するask.fmでの質問とその回答。 科学哲学者はいつまでニセ科学(や科学者の背信行為)を野放しにされるお積もりでしょうか?一般に訴えかけられる科学哲学者の存在意義はそのくらいしか無いと思うのですが。 | ask…
資料を探してたら僕が特に書くことは無い気がしてきました。 発端:まとめよう、あつまろう - Togetter 以下、ざっとリンクをはってみますがもっと詳しい説明って必要でしょうか?比較的よく出てくる話題なので端的なものだけでなく、ある程度分量のある、参…
※なんか「サイエンスコミュニケーション」の略称は「科学コミ」に落ち着きそう*1なのでタイトルに使ってみました。 先日こんな記事を書いたところ メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 思索の海 思いがけない展開…
注意点 事例として自然科学を取り上げているので「サイエンスコミュニケーション」という言葉を使っていますが、わかりにくければ「専門家と非専門家のコミュニケーション」と読み替えて大丈夫です。 僕自身は人文学の研究者です。 なんか仰々しいタイトルを…
震災関連のエントリはあまり書く気がしなかったのですが、この件についてはメモと思考の整理のために。ちなみに、カテゴリは便宜上のもので「スクリーニングをニセ科学と決めつけている」というような話ではありません、念のため。 「つくば市、福島からの転…
新たにタグ作っちゃいました。 僕は運営など一切関わって無いのですが(というか学内のポスターで知った)、筑波大学でサイエンスコミュニケーション関連のセミナーが開催されるようなのでできれば行ってこようと思います。現在参加希望問い合わせ中。 プロ…
「セミナー「専門家と素人の対話」第一回:サイエンスコミュニケーションの現場」、終了しました。概要については、以下の告知エントリをご覧ください。 セミナー「専門家と素人の対話」開催&立ち上げのお知らせ - 思索の海 以下、簡単に個人的で断片的なレ…
私の所属している筑波大学の機関で、「専門家と素人の対話」という継続的なセミナーを立ち上げましたので、お知らせします。 このセミナーは、専門家と素人(非専門家)間における情報伝達およびコミュニケーションの問題について主に人文社会科学的な視点か…
タイトルにある、下のエントリを書いたのはいくつか理由があります。 まず、そもそもこの金谷武洋氏批判シリーズはだいたい思いつくままに書いていたので、全体像や主な主張がわかりにくく、結構頑張らないと消化不良になる人が多いだろうなあ、とは以前から…
このエントリは、金谷武洋『日本語に主語はいらない』批判記事のFAQです。個別記事は以下の目次からたどってください。 金谷武洋『日本語に主語はいらない』批判記事一覧 - 思索の海 ※ここでは、その性格から“厳密さ/丁寧さ”より“簡潔さ/わかりやすさ”に主眼…
今年に入ってから、特にここ二カ月ぐらい「大瀧丈二」「松本丈二」で検索して下記のエントリに尋ねてくる人がとても増えました。 沖縄でホメオパシー2 - 思索の海 このブログの検索キーワードの順位では、今まで「金谷武洋」「日本語に主語はいらない」関連…
TOSSの、こんな授業はイヤだ - もっと休むに似ている のブコメにTOSSの裏の名称として(TOSS=)"TOndemo Spreading School(ing)"と書いたのだけれど、最後まで"Spreading"にするか"Spreader"にするか迷った。英語的にはどちらが良いんでしょう。もしTOSS…
正直最近はkikulogの各議論を追うだけで精いっぱいで、アウトプットが全然できていない、というような個人的な状況もあるのですが、 「ニセ科学批判批判」の成果:Chromeplated Rat を読んで。 poohさんのこの記事の意図を読み取れているかどうか自信が無い…
※追記(2010/08/16) kikulogにエントリーができました。 kikulog すでに色々情報が出ていますが、これからも情報や議論がここに集まると思うので、上のエントリーも合わせて参考にされることをおすすめします。 以前こんな記事↓を書いたので 沖縄でホメオパシ…
サイドに配置してあるアンテナを利用したリンク集"Nisekagaku & Pseudoscience"にkumicitさんの「忘却からの帰還wiki」を追加しました。 トップページ - 忘却からの帰還 創造論/ID論 [旧サイト] - アットウィキ 紹介するまでもないかもしれませんが、kumicit…
今なんとはなしにテレ東のニッポンのミカタという番組を見ていたら(途中から)、ちょうど血液型性格判断(血液型占い)についてやっていた。 メディアにはよくある、最初や最後に「科学的根拠はありません」といったとってつけたような言い訳をくっつけただ…
色々書類とかハンドアウトとか作ってて、"0521"って数字になんか強い印象があるなーと思ったら水伝の記事を書いた(上げた)のがちょうど二年前なんでした。 「水からの伝言」に言語学の立場から反論する - 思索の海 いやー今だから?書けますけどこれを公開…
ブログのサイドバーにはてなアンテナを利用したニセ/疑似科学関係のリンク集のようなものを作ってみました。アンテナ自身はこちら↓ はてなアンテナ - antenna/dlit - Nisekagaku & Pseudoscience 色々迷いましたが、とにかく「僕が普段主に参照している」も…
しばらくホメオパシー関連は調べてませんでしたが、支援ということで。 kikulog 豚インフルエンザそのものに関して、あるいはコメントのやりとりは以下の方が進んでいます(上記のエントリはこちらから分岐したような感じですね)。 kikulog ちなみに僕がkik…
※水伝への反論に対して新たな議論が追加されているわけではありません。また、内容の解説というよりはロジック/戦略の解説(あるいは告白)です。 僕が今まで水伝に関してどういう記事を書いてきたかについては以下のリンク先を参照してもらうとして。 水か…
相変わらず色んなところで話題になっている「水からの伝言」ですが、「水伝の主張は検証(反証)できる(はず)」という主張を(水伝への肯定的/否定的な立場に関係なく)最近いくつか見かけたので書いておくことにしました。 その前に、オリジナルの水伝の…
前回のエントリへの補足、およびid:chnpkさんへの僕なりの簡単な応答を兼ねてます。まあコメント欄でid:utchonさんが丁寧に対応されてますので、僕から付け加えるのが良いのかどうかとも思いますが。 ※書いた後思ったのですが、自分の書きたいことを書いただ…
TAKESANさんの粘り強さというか忍耐力はいつも見習いたいと思うところです。 詭弁者: Interdisciplinary このコメント欄での水伝に関する問題についてはNATROM先生がすでにエントリを上げていますのでぜひ。 「水からの伝言」は科学を自称していないから疑似…
過去のニセ科学関係の主要なエントリにもタグを追加しておきました。 [ニセ科学] - 思索の海 ホントはもっとあるかもしれないですけどそれはおいおい追加ということで。でも実はエントリの数としてもブログの全記事に対する割合としても結構少ないんですけど…
解答するかどうか迷ったのですが↓ 【偽科学批判者の科学的資質を問うための、偽科学発見テスト】 ウィキペディアの以下の項目に含まれている引用部分は、極めて偽科学的説明である可能性が高い。科学的説明の逸脱とその理由を説明しなさい。 ⇒脚気 - Wikiped…
最近盛り上がってたらしい疑似/ニセ科学批判批判関係のはてブ↓ http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20081115/1226722771 んで、メタブとメタメタブ↓ http://b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//d.hatena.ne…
日本語文法学会とその一週間後の研究会でツンデレ表現研究をリードするお二人とお話する機会に恵まれたのでした。しかも一方は発表付き。質疑応答でなんか変なというか女の子がいなくて良かったね、っていうような質問をしたような気もしますが忘れることに…