誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

はてなブックマークのアプリで見るとはてなブログの更新が反映されるのが遅いことがある

何回か変だなと思うことがあったのでちょっと記録。もしかしたらもうすでに指摘があったり対応が検討されているのかもしれませんが。

私ははてなブログで記事を書いた後,修正したり追記をしたりということをけっこうするのですが,はてなブックマークのアプリ(iOS)で見ると,記事公開後の更新が反映されるのがだいぶ遅いことがあるようです。私はさいきん気付いたのですが,前からあった現象なのでしょうか。

自分の記事や他の方の記事に付いたブックマークコメントを見るとときどき「ちゃんと記事に書いてあるのに読んでないのかなあ…」と思うことがあるのですが,もしこれが幅広く見られる現象なら,後で書き足された内容がアプリから見た人には見えておらずコメントしていて,パソコンから見ている人と話がかみ合ってないなんてこともあるかもしれません。

たとえば,昨日書いた下記の記事は朝7:30ごろに公開して,たしか午前10-11時の間ぐらいに追記分を書いたのですが,

dlit.hatenadiary.com

下のスクショで見るようにはてなブックマークのアプリから見ると少なくとも15時ぐらいになっても追記分が反映されていません(ちなみに,はてブアプリのビューアー内でもタイトル等のリンクから記事に飛び直すとちゃんと更新分が反映されます)。

はてなブックマークのアプリから見るとまだ記事の更新が反映されていない
はてなブックマークのアプリから見るとまだ記事の更新が反映されていない

次の日の朝確認してみると,更新分が反映された記事が見れるようになっていました。

これが再現性はどれぐらいあるのかとかはてなブログ等特定のサイトの更新に限った話なのかとかどれぐらいの時間遅れるのかとかAndroidのアプリでも起きるのかといったことについて正確に調べたわけではないのですが,はてなブックマークを情報収集のツールとして使っている人からすると,閲覧時点で公開されている情報がきちんと得られないというのは色々困るのでないでしょうか。

マクドナルド(マクナル,マクド,マック)と非常勤講師の思い出

マクドナルドと非常勤講師

マクドナルドには今でもときどき行きますが,大学院修了後,専任職についていなかった数年間特にお世話になりました。

anond.hatelabo.jp

専業非常勤と言ってもいろいろなパターンがあると思うのですが,私の場合関東の複数の大学に行っていました。

dlit.hatenadiary.com

マクドナルドはいろんな駅の近くか近くなくても駅と大学の間にあることが多くて,研究室のない非常勤講師としてはありがたかったです。大学には非常勤講師控室という部屋もあって,大学によっては事務の方がついて飲みものを出してくれるなんてところもあるのですが,私はあまり落ち着かないことが多くて…当時(2010年ごろ)は学内のネットに非常勤講師だとつなげないことなども珍しくなく。

マクドナルドだともちろん空腹も満たせますしコーヒーも飲めますし,早くから店内でWiFiを提供していたので授業のための調べ物やメール等の簡単な仕事をするのにも助かりました。今はコーヒーが飲める&ちょっとした仕事ができる場所としてスタバに行くことが多いのですが,スタバは地域や駅によってはぜんぜんないこともあるので,今も学会や研究会で慣れないところに行く場合はマクドナルドがあって助かったとなることがあります。

マクドナルドの略称

ちょっと前に,マクドナルドの略称としての「マクナル」が少し話題になってました。

その話題を見かけた時にTwitterにも書いたのですが,日本語では長い単純語が複合語扱いになることがあると言われていまして(「疑似複合語」という用語があります),それを踏まえると「マクナル」はけっこう一般的なパターンだと考えることができるのですね。「マクドナルド」を「マクド+ナルド」という疑似複合語として考えると,「マクナル」は「マク+ナル」という構成になっているので複合語の各構成要素の最初の1, 2モーラを取ってくる一般的な複合語短縮(例:ポケット+モンスター)と同じタイプになります。

ちなみに,近畿圏で使われている「マクド」も一般的なパターンです。これは語の最初の2-4モーラを取ってくる単純な短縮(例:ヘリコプター)と同じです。

一方,関東でよく使われている「マック」が「マクドナルド」との音韻的な対応を考えると一番特殊なパターンだと思います。コンピューターの方の「Mac」も外来語「マック」では促音が入っているので短縮+促音挿入でいけるのかなあ。Twitterでは少しやりとりがあったのですが,もしかしたら表記等の要因も考えないといけないかもしれません。語誌を調べるとあっさり分かったりするのかもしれませんが。

追記(2020/01/17)

はてブのコメントでも指摘を頂いていますが,「マック」は「マクドナルド」から直接導かれたというよりは,「ビッグマック」等の商品名由来,という可能性はけっこうありそうな気がします。

店名は商品名へのメトニミーに使われたりする(例:スタバ飲まない?)ことがあって関係が強そうですし。

依然として「マック」に含まれている促音はなんで入ってるんだという問題は残りますが,外来語のどういう環境で促音が入るのかということについては音韻論の方から研究があります。そんなに詳しいわけではないのですが,たとえば "mug" は「マッグ」にはならないわけですね。詳しい方は促音とその直後の有声阻害音の相性の悪さを思い浮かべるでしょうが,外来語では「ヘッド (head)」とか「レッグ (leg)」とかあってそんなに珍しくありません。また,「タッグを組む」「タグを付ける」のように同じ "tag" 由来でも促音の有無の傾向性が違うというケースもあったり(商品の方も「タッグ」の実例はあります)。

大型書店とこどもの絵本:紀伊國屋書店ららぽーと豊洲店閉店に寄せて

ららぽーと豊洲と紀伊國屋書店

さいきんジュンク堂の閉店が話題になっていました。

www.kyoto-np.co.jp

このタイプの大型書店とは位置付けが違うと思うのですが,わたしが週末こどもを連れてよく行っていたららぽーと豊洲にあった紀伊國屋書店も閉店してしまいました。

www.kinokuniya.co.jp

書店としては,大型リニューアルに伴い有隣堂が入るようです。

toyosu.tokyo

絵本

こどもができてから「(小さい)こどもがいるとショッピングモールのような複合施設はとても便利」という何人かの先輩から聞いたことばがたいへん実感できます。ららぽーと豊洲は,車やバスで行くような距離にあったのですがそれでも週末はかなりの頻度で行っていました(今は引っ越して状況が変わっています)。ちなみに今4歳です。

中でも,レゴショップと紀伊國屋書店はこどものお気に入りの店舗で,その日の目的によってはどう回避して行動するかルートに頭を悩ませたほどです。でもうまく配置されてるんですよね。ちなみにレゴショップも閉店してしまいました。

こどもが読む本はとにかく買ってみるというのが方針なのですが,やっぱり絵本は実際に手に取って選ぶことができると助かります。装丁やサイズ,仕掛けや手触りといったところに良さがある絵本も多いですしね。この店舗はKUMON PARKもあって,こどもがたくさんいましたね。

www.kumonshuppan.com

こういう,こどもが遊んだり体験したりしながら本に触れられる場の提供というのはたぶんスペースやスタッフがある程度準備できないと厳しく,大型書店の良さの1つなのではないでしょうか。柏の葉のT-SITE(TSUTAYA)も,絵本そのものが充実しているだけでなく,こどもが遊べるスペース,読み聞かせのイベント等もあって親子連れにとっては大変助かります。

store.tsite.jp

こどもを遊ばせるだけじゃないかと思われるかもしれませんが,わたしのところは行くとかなりの確率で絵本を買っていました。実際の費用対効果みたいなところはどうなんでしょうね。

ららぽーと豊洲の紀伊國屋書店閉店の理由はわかりませんし新しい書店も入るわけですが,親としては,こどもが(絵)本に触れられる機会や場というのはできるだけ減ってほしくないですね。そのためにできるだけお金を使うことも考えます。そういえば,図書館の存在にもかなり助けられていますが,さいきんの図書館や司書関係のニュースを見るとこちらも心配です。

おとなは

一方,わたし自身はこの紀伊國屋書店ではほとんど書籍を購入したことがありませんでした。少なすぎて明確に思い出せるぐらいで,下記の記事を書く時に高校地理関係の書籍を購入したのと(これは中身を見てから買いたかったので助かりました),

dlit.hatenadiary.com

『中動態の世界』を買ったぐらいです(これは売れてるらしいので書店に行っても空振りにはならないだろうと思ったから)。

dlit.hatenadiary.com

専門書は学会の書籍展示で買ったり,専門の出版社に直接注文したりが多く,急ぎの時はAmazonでも買います。紀伊國屋のBookWeb Proなんかも使うことはあるのですが,洋書の在庫が意外となかったりしまして…

pro.kinokuniya.co.jp

勤務先の筑波大の周辺も,私が院生だったころと比べて古本屋がかなり減ってしまいました。研究者によるでしょうけれど,私の場合専門書は買うものが明確に決まっていることが多いので在庫があるかどうかがかなり重要ですね。在庫勝負になるとAmazonが強いという話が出ますが,専門書はAmazonに在庫がないけれど専門の書店や出版社の方には在庫があるというケースも珍しくないようです。

新しいブログの発掘や紹介もブロガーがやってくれるとうれしい

追記(2020/01/11)

zaikabouさんが比較的さいきんブログ紹介の記事を書いていたのを思い出しました。こういう記事はありがたいです。

zaikabou.hatenablog.com

新しいブログ(新人)が注目されにくい,あるいは良い記事を書いても話題になりにくいという感覚はよくわかります。

www.ituki-yu2.net

以前もそういう傾向はあった気がしますが(有名なブロガーの初期の記事を読むと「これなんでぜんぜんブクマされてないんだ」というのがあったり),それより難しい状況になっているのかも。

ところで,うろ覚えなんですがむかしはおすすめのブロガーやブログを紹介する記事が話題になってたりしませんでしたっけ。

そういう「(あまり知られてないけど)良いブログ」の紹介をできれば影響力のある人がやってくれるとけっこう良いんじゃないかなと。ブログじゃなくてはてブやTwitterでやっても良いと思いますが,ブログだとまとめて書けますしね。今でも見かけないことはないんですが。

数もそんなに多くなくて良いし,特に新人ではなくても良いと思います(たとえばそれほど知られてないけど特定のトピックに関しておすすめとか)。

前に,ブックマーカーについては簡単に書いたことがあります。私なんかが書いても影響力ありませんし,ブックマーカーは紹介されたってメリットあまりないかもしれませんが…

dlit.hatenablog.com

ただ,お気に入りのお店なんかと似た話で,それほど注目されて亡くて良いブログはそのままのペースで続けてほしいということもあるので難しいかもしれません。

紹介する側にはあまりメリットがありませんかね。そこは「ノブレス・オブリージュ」とか「再分配」的なものということでなんとか。

文章の長さとか専門家性とか

文章の長さとか

言及いただきましたので関連しそうなことを少しだけ。

interdisciplinary.hateblo.jp

私もけっこう長くてややこしい記事を書きますので,「長い」系の苦情をいただくことは少なくありません(でもさいきん少ない気がする)。私のブログの「歯切れの悪さ」については,下記の記事で書きました。

dlit.hatenadiary.com

読み手としては,私が研究者で論文や書籍を読み慣れているということもあるのでしょうけれど,自分が理解できていないものほど,長くて丁寧に書いてある文章の方が助かります。短くて簡潔な文章はむしろ,ある程度理解できているものについて整理し直す,把握し直す場合に有効なことが多いです。良い長い文章というのは,理解の手がかりがたくさんあるということではないかと。

これは理解したいものごとやトピックの性質にもよりますしやっぱり一概には言えないんですけどね。あとやっぱりどう考えても,不必要に,あるいは無理に長かったり複雑だったりする文章はあると思います。私の理解や知識がが足りないだけかもしれませんが。

というわけで,ブロガーの皆さんには長い文章もばんばん書いていただきたいです。今は短いやつはTwitterとかがあるわけですから,長文こそブログの良さが出るところでは。

専門家性とか

「専門性」については,やはり研究の蓄積があってちゃんとした話をするなら制度とかいろんなことについて考えなければならないのですが,どこかで線引きできることはできるけれども,専門家と非専門家はかなり連続しているものではないかと思います。

そういう意味で,職業研究者とかでなくても,「(誰かにとっての)専門家」は実はたくさんいるのではないかと。たまに「自分で研究をしていないと基礎的なことさえ教えることはできない」といった言説を見ますが,これはたぶんトピックというか内容や扱う範囲によりますし,やっぱり分野・領域による違いがありそうです。

自分のことで言うと,職業研究者であり大学教員であるという「肩書き」はやはり重いです。単に肩書きだけの問題ではありませんが大学院生の頃はもっと気軽にいろいろ書けてましたね。 実際には,トピックによっては大学院生とか(さいきん話題の)「在野」の方の方が研究のレベルでも詳しいということはそれほど珍しくないと思うのですが,これは内容についてある程度理解できなければ判断できないことなので,非専門家からは判断が付かないところが難しいですね。

関連

dlit.hatenadiary.com