またまたまた新年度が始まってしまいました(>_<)
今年からうちのコースで新しく授業を開講される先生が二人もいらっしゃいます。どちらもこれまであまりなかったような授業を提供してくれるようで楽しみ…と思って行ってみたら、最初の授業はどちらでもパワーポイントで進行でした。こういう点も新しいなあ。
特にそのうちの一つは心理言語学の授業でかなりマニアックな実験をやることを目的にしてるのですが、先行研究についてなど先生から詳しい解説があったりしてかなり勉強になります。実験とは、仮説とは、理論とは、検証、反証とは…というようなことを具体的な例を挙げながら丁寧に説明してくれるので一年生なんかには(ホントはうちの学生全員にとって…)良い授業だと思うのですが、受講者少な…orz
必読文献にThomas S. Kuhnの"The Structure of Scientific Revolutions"だけが挙がってたってのも個人的にはぐっときました(笑)いや、でもやっぱりそういうところ大事だと思うんだよなあ…うち関係でこういう話が詳しく聞けるのはこの授業とGenerative Syntaxの授業と日本語音韻論の授業という、興味無い人はあまり近寄らないやつなんですよね〜うーむ。
ついでに本あげておきます。だいぶ前に日本語訳で読みましたが英語で読んでみるのも良いかな。
The Structure of Scientific Revolutions
- 作者: Thomas S. Kuhn
- 出版社/メーカー: Univ of Chicago Pr
- 発売日: 1996/12/15
- メディア: ペーパーバック
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