はじめに
あっという間に12月になってしまいました。
病気で体調を崩したりといったことはなかったのですが、今年は例年より特に精神的に良い状態のときが少なく、ブログにもTwitterにも向き合う気力がほとんどありませんでした。
それでも今年もそれなりにいろいろありましたので簡単にまとめてみます。だいたい時系列順です。書いてみて思ったんですが、いろいろあった変化にうまくついていけていないのかもしれません。
子が小学生に
子が小学校に入学しました。保育園から小学校へというのはやはり大きな変化です。入学直後に濃厚接触者になって登校停止とかいきなりスタートから大変でした。いちおう今のところ元気に楽しそうにやっているように思います。
保育園や小学校についても何か書いておきたいなと思いつつ、書き始めてみると自分が実名を出していることで書きにくいなと思うことがけっこうあり、まだうまくまとめられていません。
大学院で主指導教員に
私が大学教員になってからはじめて、大学院で主指導を担当する学生が入学してきました。
これまでも学部ではずっと主指導を担当してきましたし、大学院でも研究内容に関する実質の主指導のような立場になったことはありましたが、形式的にも内容的にも主指導というのははじめてです。
日本語表現に関する本が出ました
『日本語表現&コミュニケーション 改訂版 社会を生きるための22のワーク』という本の一部執筆を担当しました。
担当箇所は「E-mailを書いてみよう」と「アサーションスキルを学ぼう」で、E-mailの内容は個人的にもおすすめです。これもがんばって宣伝書かなきゃですね。
出版社のページに詳細や目次、模範解答例などありますので気になる方はどうぞ。
昇任しました
10月に助教から准教授に昇任しました。
昇任に関する方針や制度は、大学や組織によってもけっこう違ったりしますが、私の見聞きする範囲ではうちはなかなか大変な方みたいです。関わって下さった先生方には感謝しかありません。
大学は人が減り続けているということもあって昇任とは関係なくお仕事は増え続けているのですけれども、それに拍車がかかりそうです。個人的にはけっこうプレッシャーが大きいです。
周りの方々に喜んでもらえたり安心してもらえたりしたのは良かったかなと思います。
標準語への方言の影響に関する論文が出ました
『音声研究』に那須昭夫・今田水穂・文昶允・田川拓海 (2022)「接尾辞「-方」を含む派生名詞でのアクセント変異―平板化率にみる地域差と母方言からの干渉―」という論文が出ました。
標準語と方言、あるいは方言間の違いではなく、標準語(として使用されている言語変種)に対する母方言からの影響について論じています。
英語学会の大会運営委員長に
日本英語学会の大会運営委員長になりました。それまで1年間副委員長をやっていて副委員長がそのまま委員長になることが多いのである程度分かってはいたことなのですけれども、やっぱりやってみるとこれもプレッシャーですね。
「え、なんで英語学会?」と思われた方、その感覚は適切です。私も委員になった時点で不思議だなあと思っていたのですけれども、「ところであの人誰?」と思われながらひっそりと仕事をするという感じになるとばかり思っていました。
この学会では大会運営委員長の任期は1年なので3年とかじゃないのは救いでしょうか。
おわりに
書いてみるとプレッシャーなことが多いですね。個別のお仕事でもプレッシャーなことはまたいろいろあるのですけれどきりがないので書きません(あともうあまり思い出したくない)。
せめてこれ以上ぼろぼろにならないようなんとかもうちょっと生活というか生き方を立て直したいです。2022年の残り少ない日々は例年通りくらいの平穏さで過ごせますように。