誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

由来

プロフィールにも書いてあるけど、HNとブログ名の説明をちょこっと。


HNの"dlit"は哲学者ウィトゲンシュタインの言葉"Die Logik ist transzendental."の単語の頭文字をつなげたもの。
ウィトゲンシュタインは最も好きな(哲)学者の一人。和訳では永井均さんの「論理は先験的である。」というのが一番好き。この言葉は自分の学問に対する信念のうちでも最も重要なものだと思う。
ちなみに同綴りの単語はどうやらあまり存在しないらしく、シンプルな綴りの割にはほとんどどこで登録しても採用される。ただ、Yahooには先客がいたなあ…


ブログ名の"思索の海"というのは自分が良く陥る思考の連鎖から連想した言葉。この名前を思いついたのがブログ開始の最後のきっかけとも言える。
「思索」というと一般的には「森」なのかもしれないけど、自分は(おそらく)迷い込んでるわけではないし、自由にどの方向にも進めるという点で海という場所がしっくりくる。森だといつか抜けそうだけど、海だとどこへでもつながっていきそう…かな。たまには岸にぶつかってしまうこともあるのだろうけど。
自分の名前に「海」という一字が含まれているということもある。ちなみに本名である「拓海」の由来は「まだまだ未知の領域の多い海を切り拓くような人間に」という願いが込められているそうだ。それでこんな性格に育ち、研究者を目指しているのだからなかなか面白い。
サイトのデザインもこの名前を意識して選んだけれど、一番イメージに合っているのが現在のもの。故郷の沖縄の海でも青というよりはエメラルドグリーンに近い色が好き。本当はもう少しこの色で埋め尽くされているようなものが理想なんだけど、他のブログサービスのデザインを見ても特に良いものは無かったなあ。そのうち自分で作るかな。