年明けてからは言語学の論文に手も触れていないというはなはだ不謹慎な状態だったのだけれど、今日、急に、久しぶりにやる気が出た。いつもこんな感じなんだよな…こんな綱渡りを続けていて良いものだろうか。次やる気無くした時にまた出るとは限らないぞ…きっかけは、
□ある論文
Hilda Koopmanの最近のLinguistic Inquiryに載った論文を見つけて何気なく読む。そこからさらにreferenceに挙がっていたKoopmanの本をちょこっとだけ*1読む。
もちろん自分の研究に結構関係ある内容なんだけど、どちらもそこまで衝撃的/感動的なものかと言われるとそうでもない。ただ、なんだか知らないけど目覚ましにはなったようだ。急に研究・勉強に対する意欲が戻ってきた。昨日戸田山さんの本を読んだのも良かったのかもしれない。
□講演
ヒダシ・ユディット先生(神田外語大)の講演を聞く。タイトルは「ヨーロッパにおける日本語教育の現状と課題」。実は?相当すごい先生です↓
僕はセッティングや広報などをやっていたので、参加は当然だったのだが(むしろコピーとかで前半聞けなかったけど)想像以上に面白かった。
ヨーロッパの言語教育に関するシステムや状況などがわかりやすく説明されていたのも面白かったけど、やっぱりシステムや教育そのものに携わっている人の生の報告と意見を聞けるというのは貴重なことだ。
なぜか知らないけれども、この講演を聴いていて急に頭が回り始めた。なんだったんだろう…
結局どちらもなんできっかけになったのかは不思議だけど、まあきっかけなんてそんなものかな。
*1:現在図書館の本は延滞の罰則で貸し出し禁止(笑)