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歯切れが悪いのは仕様です。

博論執筆記18:理論今昔

 今更ながら↓を読んでいる。

Essay on Stress

Essay on Stress

 metrical gridに大分馴染んできた。autosegmental phonologyも昔ほど怖くない…でも結局発想としてはOTが一番ぴんとくるなあ(別に排他的なわけじゃないだろうけど)。
 実はsyntaxの方もminimalistが一番わかりやすく、GBがその次でGB以前の〜標準理論の頃が一番難しく感じる。世代、みたいなもんなんだろうか*1。単純に勉強量の差かな。
 (形式)意味論はどれも難しいです><
 まあでもやっぱりMontagueよりはHeim & Kratzerなんかの方が格段にわかりやすいか…と思ったけどHeim & Kratzerは教科書的な側面もあるしなーKrifkaとかはやっぱり理解するのしんどいし。意味論は領域によるな。JackendoffはSemantics and Cognition〜Semantic Structureの方がその後のアスペクトの理論より分かりやすいかな。

*1:ちなみにHPSGはなんとかなるけどLFGは苦手。