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歯切れが悪いのは仕様です。

宣伝:日本言語学会第143回大会(大阪大学)で発表します

 さんざんいろんな所で宣伝しているのでいい加減辟易されている方も多いかと思いますが、こちらでも一応。
 今月末に迫った日本言語学会第143回大会(大阪大学)の公開シンポジウム「活用論の前線」で発表します。僕のタイトルは「分散形態論を用いた動詞活用の研究に向けて」で、以下の大会詳細のページにシンポジウム全体および各講師の概要が掲載されています。

 生成文法の研究とそれ以外の枠組みの研究、また統語論(文法論)と形態論、どちらの領域に関心がある方にも面白がってもらえるような場を提供できればと考えています。「活用」に興味があるかないかは関係無く。分散形態論の宣伝もしますが、あまり詰め込み過ぎも問題でしょうし時間のこともありますし難しいですね。
 「活用」と聞くと「今さら?」と感じる方も多いかもしれませんが、形式的な形態統語理論研究にとっては残されている大きな課題の一つだと思いますし、まだまだ色々面白い問題が発掘できるのではないかと感じています。もちろんそれを具体的な研究を通して伝えることができないといけないでしょうから、今回の機会を最大限活かしたいところです。最悪僕が討ち死にしても今後研究者が増えてくれれば。

 とりあえずプレッシャーでもう今から泣きそうではありますが(博論のディフェンスよりこわい…)、まあ実力以上のことはできませんし、精一杯頑張るのみです。