誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

学術的な文章を書く場としてのはてなとnote

たしかに話題としても登場する人を見ても「はてな」っぽいなあと思う。

pha.hateblo.jp

いちおうそこそこ長くはてなでものを書いたり書かれたものを読んだりしている身としてはこういうのだけが「はてな」ではない(なかった)よ,と言いたくなったんだけれども良く考えれば昔からこういうのこそ「はてなっぽい」とされていたのかもしれない(あるいは「村」)。

はてなにもいろんな顔があって,技術系や学術系の人がけっこう書いてるっていう認識がかつてはあったと思うんだけど,今どうなんすかね。今はいろんな場や媒体があるので以前より分散してるのは確実なんだろうけど。

ブログ書こうかなと思って15年くらい前に自分がはてなダイアリーを選んだのは,周りの大学院生が何人かはてなダイアリーで書いてて,読み手としても確かに学術的な文章をはてなでよく見かけるなって思ったから

で,今そういう媒体はやっぱりnoteかなという印象が強い。少なくとも自分が見る範囲だと,「長めの専門的な文章を書くことにしました」っていう人が選ぶのはnoteが多いかな。それをまずTwitterで知るってのが今っぽいんですかね。noteがうまいなあと思うのは「noteはブログじゃない」っていう立ち位置(実際どうかというのとはまた別の話)。選ぶときも「noteにするかブログにするか」みたいな感じだし,はじめる人も「noteでブログをはじめました」じゃなくて「noteをはじめました」って言う。あ,でも今も学術的な文章,記事が読める面白いブログ,はてなにもまだまだありますよ。

研究者や専門家は長めの文章書きたいってなる人の割合が比較的多いだろうけど,もともと数がそんなにいるわけではないから,存在感的な話だとあまり話題にならないのは自然かな。あと職業柄慣れてるとは言ってもやっぱり長いの書くのは大変だし。

自分の場合,このブログをはじめてたぶん一番学術的に情報発信してるなあと思う記事がさいきん書いた下記のもので,

dlit.hatenadiary.com

ほかにもまだまだ書いてみたいこと,書けそうなことはあるんだけどどれくらいのペースで続けられるかはぜんぜん分かんないっすね。

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blog.hatenablog.com