誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

kindleの7周年セールで傍士元『言語科学をめざして』が89%オフ(11/7(木)まで)

kindleの7周年記念キャンペーンで大規模なセールをやっています。

www.amazon.co.jp

4万冊以上が対象ということですが,言語学関係でおすすめのものはほとんど見つかりませんでした。

6周年記念の際にも対象になっていた傍士元『言語科学をめざして: Issues on anaphora in Japanese』が89%オフになっています。

言語科学をめざして: Issues on anaphora in Japanese

言語科学をめざして: Issues on anaphora in Japanese

生成文法,理論言語学に限らず,言語学に興味のある学生・研究者は読んでおいて損はないかと思いますが,専門書ですので,詳しくない方はまず目次等で内容を調べてみて下さい。

しばらくブログ一本化のテストをします

むこうのブログで先に書いたのですが,

dlit.hatenablog.com

しばらく,すべてのブログ記事の執筆をこちらの方でやってみたいと思います。実ははてなブログの読者は向こうの方が多かったりするのですが,いちおうこちらが本体です。

そもそも,サブブログの方をはじめたのははてなブログを試してみようというのが始めた動機で,こちらもはてなブログに移行してしまった今,なかなか使い分けが難しくなってしまいました。書き分けていることで,読者が分散するデメリットも時々出てきます。下記の記事はその一つではないかと思います。

dlit.hatenadiary.com

むこうから記事をエクスポートして移行するというのも考えたのですが,はてなブックマークが移行されないようなのでやめました。これまでもらったはてブのコメントにも重要なものがいろいろあるからです。

テストの結果どうなるかは分かりませんが,私のポリシーとして自ら進んでwebに書いたものを消すことはしないというのがあるので,もし一本化したとしてもサブブログはそのまま残します。

田川です

私の姓は「田川」なんですが,下記の記事を読んだら福岡県の田川市が出てきたのでなんとなく。

www.asahi.com

最初に「田川市」の存在を知ったのは学校でもらった地図帳を眺めていた時でした。なんとなく地図帳って隅から隅まで見たくなりませんか。

「田川」ってものすごく基本的な漢字の組み合わせな割にはそこまでありふれた姓ではないので,この字面を自分と関係のないところで見かけると目をひかれます。

以前から書いているように私は沖縄出身で高校まで沖縄で過ごしたのですが,沖縄固有の姓というわけではないようで,沖縄では親戚以外の田川さんにはほとんど会いませんでしたね。

姓の分布地図なんかで調べたこともあるのですが,どうも九州に多い名前のようで,父方が奄美大島にルーツがあるのと関係してるのかなと考えています。九州になじみのある方と話すと,田川市の話以外にも「同級生に田川っていた」って話になることもしばしば。

そういえば,フルネームだと「田川拓海」なんですが,院生の頃に日本語学系の先生に「水が多い名前だなあ」と言われたのが印象に残っています。

東京だとほとんど「田川」さんに会わないのですが,「○田川」の字面を見かけることは多く,「宇田川」「隅田川」「神田川」…に最初はいちいちぴくっとなっていました。

先日の台風19号のニュースで栃木に「田川」という名称の川があることを知りました。本日25日の大雨もこれからどうなるか心配ですが,田川に限らずどこの川・地域も被害があまり出ませんように。