誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

6月1日,雨,緊急事態宣言解除後

時々書いているように雨の日は好きなのだが,今日はそれほど浮ついた気持ちにはならない。

東京も緊急事態宣言が解除され(こう言えるってことはやっぱり「宣言」だけどアスペクト的に「維持」っぽい扱い?),生活のいろいろなところに変化が見られる。「変化」と言ってもどちらかというと元の生活に近づいていると思うのだが,もはやCOVID-19問題以前にどういう生活をしていたのかよく思い出せない。それほどの衝撃だったということだろうか。

ところで,結局これの通称は(日本語では)「COVID-19」よりも「新型コロナ」かもっと短縮して「コロナ」に落ち着いてきたような気がする。

まず,保育園への登園の制限が緩和された。うちでも平日すべてというわけではないが,数日は預かってもらうことにした。ワンオペ育児日が1日減るだけでとてつもなくありがたく思える。もちろん感染の(再)拡大は心配なのだけれども,このままだと生活が立ちゆかないと思う。すでに限界をこえているという家庭も多いのではないか。

住んでいるマンションの共用施設も基本的に使えるようになった。こちらはそれほどないと困るというものはなかったのだけれど,やはり使えると便利。

スタバの店内使用が再開したのは,自分にとってはインパクトがあった。あまりニュースとかでは見なかった気がするのだが,私の観測範囲では,商品の提供方法の変更,店内のスペースや席の使い方,そして完全休業と,あらゆる対策において実行するのが最も早かった飲食系の1つではないかと思う。ただまだ店内利用するかは躊躇する。持ち帰りできるだけでもいろいろ助かる。

ここ1ヶ月ぐらい,自転車で走っていると自転車に乗っている人が増えたんじゃないかなと思うことがよくあった。公共交通機関を避ける人が乗っているとかそういうことだろうか。ランナーが増えたのと一緒で運動のためということなのかもしれない。駐輪場の契約を5月末で更新しなければないのをすっかり忘れていたが,事なきを得た。やはりタスク管理サービスは偉大。

今日気付いたところだと,近所はコンビニの店内に設置されているゴミ箱の使用がまた可能になったようだ。先週まではずっと使用できなかった気がする。

今後もこれで収まるということはまずなく,また厳しい状態になることは何度もあるのだろう(できるだけ少ないと嬉しい)。

自分の気持ちも状況もなかなか整理しきれないところがあるのだけれど,確実に言えるのは,3月末〜5月は地獄であったということである。あれをまたもう1ヶ月繰り返せと言われるとできる自信はない。

なんとか乗り越えられたように思える/見える人も,相当のダメージを負っているのではないかと思う。緊張状態というか,一種の「ハイ」な状態で気付いていなかったりということもあるのではないだろうか。

次(と言っていいのか分からないけれども)が来た時に致命的なダメージにならないようにしなければならないのだろうとは考えるのだけれど,個人でできることにはやはり限界があるというのを思い知らされる日々だ。

思いつくままに書いてみて,「終わったわけではない」と自分に言い聞かせつつも「もう終わりになってほしい」と思っている自分に気付いた。

「ら抜き」の文献情報の記事は移動しました(はてなグループ廃止のため)

次の記事を見ていて思い出したのですが(個人的には「ら抜き」が今ここまで話題になったのに驚きました),

togetter.com

以前書いてその後も少しアップデートしていた「ら抜き」に関する(断片的な)文献情報をまとめた記事は次のurlに変更になっています。

dlit.hatenadiary.com

これは元々ははてなグループの日記にあったものなのですが,はてなグループ廃止に伴いこのブログに移動させました。

dlit.hatenadiary.com

記事に付いたコメントは残っているのですが,この記事に付いていたはてブはインポートできなかったので,結果として埋もれるような形になってしまいました。

この話題に気になっている人の何かの参考になれば幸いです。

大学の(授業の)オンライン化+保育園休園で1ヶ月

筑波大学は4/27日にオンラインでの授業が始まりましたので,そろそろ1ヶ月経ちます。

私が住んでいるところ(東京)はずっと保育園が休園なので週の半分は育児という感じです。

やっぱり時間がないのが一番の問題です。
今日は私が育児担当日なのですが,授業はあるので朝方までオンデマンド授業の準備をしていました。明日も授業があるので,今日の育児が終わったらまた授業準備です。もう少し時間が取れる曜日もありますが,基本的にはこんな感じの毎日です。

こどもがディズニーアニメなどを視聴している時間にちょっとした作業ができることはあるのですが…と書いていたら,今日は一緒に見たかったらしく,これを書いている途中でやめて数時間経って続きを書いています。

授業はすべてライブ配信ではなくオンデマンドでやることにしたのは時間割通りに配信できなそうだなという予測があったからなのですが,実際厳しいです。がんばって調整すれば一部なんとかなるものもありそうですが…ちなみに明日は非常勤の授業でライブ配信型の授業をやる予定です(これは先方の事情で授業スタイルが元々指定されていたので調整済み)。

この厳しさにさらに追い打ちをかけているのが,振替授業です。 筑波大学では,夏休み前までの授業時間を確保するために,すべての土曜日でどれかの曜日の振替授業が行われるスケジュールになっています。私は月,火,金に授業があるので,実質的に土曜日もほぼ毎週授業があります。

さいきんだと土曜日に授業をやること自体はそれほど珍しくないと思うのですが,厳しいのは振替だということなんですよね。土曜日に月曜や火曜の授業があると,次の授業日がすぐ来てしまいますし,金曜日の振替が入ると2日連続で同じ授業です。授業準備が大変なのはもちろんのこと,課題間のつながりや期限の設定が難しかったりします。

私の授業はそもそも対面でやっている時から授業時間内に何らかの課題をやるスタイルが多かったので,課題の設定自体はそれをほぼ移行するだけで良いのですが,その分「今回は大変そうだからやめることにしよう」とはできないものもあり,調整が難しいケースも出てきています。特に今後来る金曜授業2日連続はどうしようか迷いますね。

パートナーも大学教員なので保育園の送り迎え等である程度授業日の調整はしていたのですが,さすがにここまでの事態に対応できるようなパターンにはなっていませんでした。時期的にもう変更が無理なタイミングでこんな状況になりましたしね。ただそもそも私の担当科目のうち多くを占める日本語文章表現系の授業は必修科目が多く,ほぼ時間割が固定で私の希望ぐらいでは動かせないという事情もあります。

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