誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

最初マンガの(ゲーム脳みたいな)話かと思ってタイトルだけ見てスルーしてたら

 なんか言語の話をしていた。果たして気付いたのは良かったのかどうか。
 これだけでもうわかる人は何の話かわかってると思いますけれど、ニセ科学問題でもやもやしていたことをやっとで少しアウトプットできたと一息ついていたらこんなものに出会ってしまいました↓

 一応一度ざっと目を通したのですが、今の僕にはこの内容にもう一度向き合う生命力も心の余裕も無いので、色々自分が持っている関連リンクを貼ってお茶を濁しておきます。
 まず言語とは異なる視点からの指摘↓

追記:安易な右脳左脳論に関してはWikipediaにすら注意書きがあったりします(項目6を参照)↓

追記2:ミラーニューロン(の問題点)については、shokou5さんの以下のエントリが参考になると思います↓

 内田先生は以前にこんなエントリもお書きになっていて、その時からちょっと気になっていたのですが*1

この時は本を読んで興奮した勢いで書きなぐった、って感じなのかなーぐらいに思っていたのですよね…
 どちらのエントリでも参照されている月本さんの本についてはうちでもちょこっと取り上げたことがあって↓

このエントリは本文より、コメント欄でのやりとりと色々な情報提供の方が参考になると思います。ちなみに僕は未読なので、それも踏まえてご判断を。
 僕の中で引っかかっているキーワードは「脳科学(ブーム)」と「日本人/日本語特殊論」かなあ。どちらも人を変に魅了し(過ぎ)てしまうところがある、という点で特に。
 日本語特殊論については、以下のエントリで自分の思いのたけを書きました↓

 あと、言語の特徴とその話者の文化や性質を安易に結びつけること(つまり日本語特殊論←→日本人特殊論のジャンプ)のまずさについては↓に少し書きました。

 …しかしこうやって振り返ってみると自分の書いた記事は中途半端なものばかりだなあ。
 はてブの反応を見ていると、こういう僕の反応ってネタにマジレス(ryってやつなのかなあ、とも思ったりしますし、言語、言葉ってどうも「夢を乗せたい」ものらしいのであまり邪魔するのもあれかな、なんて最近は感じることもよくあるのですけれど、「無粋でも空回りでも、気になる人のためにマジレスがネット上に一つぐらい落ちてても良いじゃない」ってのがこのブログで色々書いてる動機の一つだったりもするのでなんか引っかかってしまった人の何らかの参考になれば。

*1:つか、内田先生の言葉関係のエントリは色んな意味で気になるものばかりなのですが。