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歯切れが悪いのは仕様です。

(スランプ?)専門家として何をどこまでどんな調子で書くか

 最近、こちらになかなか書けていません。そもそも特に理由がなくても平気で半年ぐらいほったらかしにするブログではあるのですが…
 別館やついったーを見ている方は「やっぱり育児大変なのね」とお思いになるかもしれませんが、主な理由は仕事量の増加です。詳しくは書けないこともあるので書いてない(書きたくもない)んですが、まあきついです。こないだも大学からおすすめされたストレスチェックで心理的仕事負担量的な項目は要注意でした。ただ育児を自分の生活システムにまだうまく組み込めておらず、うまく回せてなくて結果厳しいことになっているということはありそうです。
 さて、書き始めたら愚痴だけで止まらない感じになってしまいそうなのですが、書いて公開するところまであまり至らない理由の一つに、「専門家が素人向けに専門のことを書くのはマウンティング(なのでそもそもそも良くない)」というタイプの意見を複数回目にしてちょっと気になっているということがあります。
 下記のエントリに書いたように「恩返し」的な心持ちはありますが、別に「専門家だから書いた方が良いだろう」などと思って色々書いているわけでもなく、

利己的な動機(言語学や日本語学に興味を持ってその世界に入ってきてくれる人が増えると嬉しい、専門的に見ると言語に関する変な言説があまり広まると営業妨害になることもあるのでどこかに対抗言説を置いておきたい)も大きいので、今のところ「やっぱりマウンティングなので書くのやめます」という選択肢は考えてないのですが、やはり「どう書くのか」「どのように書くのか」「どれぐらいの強さで書くのか」というのは悩ましいです。数年間ずっと考えてきていることではあるんですけど、難しいですね。
 そこでちょっと聞いてみたいんですが、自分に何か専門分野があってそれについてwebに何か書いている皆さん(職業専門家や大学教員に限りません)、自分の専門分野について書くときに何か気にしていること、心がけていることはありますか?
 本当はここで私が気にしていることなどを丁寧に提示するのがフェアなのでしょうが、それを整理し始めるとこのエントリの公開にいたらないのではと途中で気付いたので、愚痴と呼びかけだけで上げてしまいます。
 もし何か書いてもよいなという方がいらしたら、他の方の目にもとまりやすい方が良いと思いますので、ブログ等の(自身が書きやすい)場所に公開してくれると嬉しいです。もちろんここのコメント欄でも構わないのですが。
 「非専門家なんだが専門家が書いたもののこんなところが気になる/気に入らない」というような話でもよいかもしれません。