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歯切れが悪いのは仕様です。

「ら抜き」の(断片的な)文献リストをちょっと更新

 先日「ら抜き」関係の記事を書いたこともありまして、

 他のお仕事で入門書的な本をざっと確認する作業があったのでついでに「ら抜き」への言及についても調べて、下記の(断片的な)文献リストに追加しておきました。

 追加したものは、下記の5件です。すべて「コラムや簡単な解説など」への追加です。

  • 山田敏弘 (2004)「§2. 活用」『国語教師が知っておきたい日本語文法』, pp.19-20, くろしお出版.
  • 加藤重広 (2006)「第6章 助動詞の分類と態の助動詞」『日本語文法入門ハンドブック』, p.39, 研究社.
  • 沖森卓也(他)(編) (2006)「第5章 文法」『図解日本語』, p.118, 三省堂.
  • 定延利之 (2009)「3章 品詞と活用」『日本語教育能力検定試験に合格するための言語学22』, pp.148-149, アルク.
  • 日本語文法学会(編) (2014)「可能動詞」『日本語文法事典』, p.124, 大修館書店.

ほとんど索引で確認するだけでこれだけ出てくるので、細かく調べると相当いろんな文献で言及されてそうですね。ちなみに狙い目は文法だと「活用」「可能」を扱っているところ、社会言語学では「ゆれ」や「世代差」を扱っているところです。
 ところでこういう更新の余地がある情報はブログの記事という形式とはあまりなじまない感じがしますね。ずっと個人サイトをリニューアルしたいと思っていてそちらがなんとかなれば移すという手がありますが、今のところいじる余裕がありません。