誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

2018年度を振り返って

 2018年度は,3つの招待発表(関西言語学会,Morphology and Lexicon Forum,筑波大学応用言語学研究会)と日本英語学会シンポジウムでの発表があり,久しぶりにけっこう人前に顔を出したような気がします。あと久しぶりに海外での発表(Workshop on Altaic Formal Linguistics)もありました。これまで担当してきた中では一番自身の専門に近い「形態論特講」という博士課程の授業を担当するようにもなって,やってきたことを挙げてみると意外と研究に関することが多くてむしろ驚きがあります。

 その割にはあまり研究ができたという実感はなく,保育園のお迎えまでの時間とか,こどもが寝付いてから自分が寝落ちするまでとか,そういう安定していない時間をかきあつめてなんとか形にしたという感じです。

 体感的には,2018年度は新カリキュラムへの移行に関する様々な業務および調整と,学内学会の業務に追われていた印象しかありません。詳細はあまり思い出したくないので書かないことにしますが,2019年度以降もしばらくこの状況は続くでしょう。

 研究費がなかったのもけっこう厳しかったです。2018年度は科研費が1つもなく,いわゆる個人研究費は追加配分を合わせても15万円に届きませんでした。これは着任後一番低い額です。

 新しい年度に関する希望や楽しみは特にありません。防ぎきれない事故や事件,トラブル等ができるだけ少ないように祈るばかりです。