せっかくの機会なので少しだけ何か書いておくことにします。
ちょっと前に「若手」については少し書きました。
研究
以前,ある先輩の研究者から「理論的な研究は若い内に1度突き詰めてやった方が良い」というアドバイスをいただいたことがありまして,ちょうど30歳の時に博士論文を書いたということもあり,30代のうちに理論面で何かひと仕事,と考えていたのですが,結局ぱっとしなかったなというのが実感です。
補充法 (suppletion)に関するいくつかの成果は個人的には気に入っているのですが,インパクトという点ではうーん。あと,さいきん始めた外来語に関する研究はいくつかおもしろいことができるのではないかと思いますがこれもこれからの話ですね。
論文等の成果物については,これから来年にかけていくつか報告できることがありますので,その都度ここでも宣伝します。
生活など
計画していたわけではなかったのですが,大学院修了・博士号取得,専任職への就職,結婚,第一子誕生,東京への移住,といろいろあった30代でした。
もう無理と思った瞬間・時期が何回もありましたが,未来の自分にツケを回すような形でなんとか乗り切ってきたような気がします。もう少し無理しないで生きていける環境を作りたいのですが,なかなか難しいですね。
皆様もご自愛ください。