誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

げー

 久しぶりの妄想。
 「ホラーゲーム」を「ホラーゲー」とする略し方が少し気になっていた。もし

  • ホラー+ゲーム→ホラーゲー

という短縮複合だとするとoutputが5拍になるのはやっぱり珍しい気がする。例えば次の用語はoutputは4拍になっている。

  • 格闘(かくとう)+ゲーム→格ゲー(かくげー)

一方、知らなかったのだけれど「ホラゲー」という略し方もあるようだ。

一応google先生によるとホラーゲーの方が少し多いかな。

ただ、これだと「ホラーゲーム」も一緒に拾っちゃってるかも。一応ざっと見た感じでは結構ちゃんと「ホラーゲー」だけを集めてる感じだったけど。
 さて、「〜ゲー」をつらつらググっていたら、「乙女ゲーム」にも二つの略し方があるという記述を見つけた。

乙女ゲーム(おとめげーむ)は、女性向けテレビゲーム及びパソコンゲームのうち、女性主人公を操作して男性キャラクターとの恋愛を楽しむ作品の総称である。「乙女ゲー」「乙女ゲ」などと略称される
乙女ゲーム - Wikipedia(強調はdlit)

一応「おとげー」というoutputもあるようだけど、少ないみたい。「音ゲー」と混乱しちゃうから、ってのが関係してるかも。「乙(おつ)ゲー」ってのもあるようですが、こちらは表記から来た略し方かなー「おとめげ」の方はoutputとしては4拍だけど、3+1拍で混ぜてるのでバランス悪い気が。
 「ホラーゲー」「乙女ゲー」をどう考えるかだけど、「ゲー」自体を「ゲーム」を意味する独立した形態素として立てるという可能性が一つ。例外的な短縮複合とみなすのとどちらが良いのかは今のところよくわからんです。
 調べてて思ったのだけれど、「〜ゲー」ってそもそも2拍語とくっついてるのが多い気も。

  • 神ゲー、家ゲー、音ゲー、洋ゲー、…

 数は少ないけど以下の「〜叩きゲー」なんてのを見てると「ゲー」ってもう接尾辞みたいになっちゃってるのでは、とさえ思えてくる。

ただ、そうすると上の「神」「洋」のような接頭辞っぽいものと直接くっついちゃってるのをどう考えるのか…まあここからは「接辞」をきちんと定義しないと議論にならないのでやめておこう。