すでにどこかで見かけた方もいるのではないかと思いますが、竹沢幸一先生還暦記念ワークショップ「日本語統語論研究の広がり―理論と記述の相互関係―」が開催されます。特に申込み等必要ありませんので、気軽に足をお運び下さい。ちなみに私も発表します。
ここにも概要を載せますが、詳細は下記の専用ページをご覧下さい。
- 日時:平成29年3月27日(月) 13:30〜17:30
- 場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎 120講義室
- プログラム
- 趣旨説明:島田雅晴(筑波大学)
- 基調講演「生成文法の理論的展開と日本語の格現象の分析―事実観察と理論構築の相互関係―」竹沢幸一(筑波大学)
- ワークショップ 第1部:日本語からの統語研究
- 「可能文の格パターンと他動性再考」石田尊(筑波大学)・田川拓海(筑波大学)
- 「焦点卓越言語としての日本語における定形節のフェイズ性」三上傑(東北大学)
- 第2部:日英対照言語研究
- 「日本語における<過程>と<状態>の言語化―英語との対照を通して―」佐藤琢三(学習院女子大学)
- 「価値判断の二次述語とモダリティに関する日英語比較統語論」松岡幹就(山梨大学)
- 全体討論
私は竹沢先生が主指導教員だったわけではないのですが、生成文法については第一の恩師ですね。それと現在筑波大勤務ということもあって企画者などさせていただいております。
格がメインの発表を公的な場でするのはもしかしたらはじめてかもしれません。実は卒論・修論は格絡みなので自分では意外なのですが。