誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

言語学なんでも(あり)研究会で発表します(3/10、京都大学)

 先日告知した下記のシンポジウムの前日に、標記の研究会を行います。

こちらは名称からもわかるように、ゆるめの研究会を予定していますので(参加者によってはシビアな場になる可能性もあります)、気軽にご参加下さい。
 詳細は下記の通りです。

  • 日時:2017年3月10日(金)14:00〜
  • 会場:京都大学総合研究2号館1階第9演習室
  • プログラム:
    • 14:00-趣旨説明
    • 14:05-14:30 「なーちゃんとみっちゃん:滋賀県湖北方言のアクセント」脇坂美和子(京都大学大学院生)
    • 14:35-15:15 「代名詞複合語から考える」淺尾仁彦(国立研究開発法人情報通信研究機構)
    • 15:15-15:30 休憩
    • 15:30-16:10 「命令形と命令(文)がずれるとき」田川拓海(筑波大学)
    • 16:15-16:55 「副詞「半分」 in 事象投射理論」小西正人(北海道文教大学)
    • 16:55-17:05 休憩
    • 17:05-17:45 「北薩摩方言のアスペクト」黒木邦彦(神戸松蔭女子學院大學)

脇坂さんの丁寧な企画・運営によってこちらも豪華でおもしろそうなラインナップになりました。ありがとうございます。
 私は命令(文)の環境における形態と統語のずれの話として、否定命令の形態論と以前からちょこちょこやっている愚痴命令文を取り上げるつもりなのですが、けっこう時間が厳しそうなのでどちらかを軽めにするかもしれません。
 さいきん、なかなか研究発表の時間が取れず、ましてや遠征など…という状況ですので、限られた機会によくばって複数の発表を詰め込んでしまい結果たいへんになるというパターンが定着してきました。今から自身の苦しむ姿が目に浮かびます。