年末に書いた下記の記事が思いのほか長く読んでもらって嬉しかったので調子に乗って書きます。Grammarlyについては,この記事にそこそこ詳しく使用感を書きました。そのほかについて詳しいレビューを書くかは未定です。
現在基本的な方針として,継続してほしい,応援したいサービスはできる範囲で有料プランを使うというのがあります。よく使うサービスが終了すると,移行にたいへんな手間と時間がかかるという体験を何度かしたからというのが大きいです。
おしごと周り
使っている:Grammarly
英文の語彙や文法,表現等をリアルタイムでチェックしてくれるサービスです。専用エディタ,プラグイン,ブラウザの拡張機能等,ツールも充実している。プレミアムは135.95アメリカドル/年。
使っている:ATOK Passport
MacやiPadだけでなくおしごとの関係上Windows環境もまだ手放せない(特に一太郎)ということもあって,辞書等の同期ができるATOK Syncが手放せません。あと日本語の研究をしているのでATOKに触れているとおもしろいということもあります。6,000円/年でプレミアムを使っていますが,ベーシックプランもあり。
使っている:Dropbox
かなり初期から使い続けているということもあるのですが,データの保存だけでなく,各種アプリのデバイス間の同期等でも外せない存在です。私の生活・研究だと2TBは正直持て余すぐらいなのですが,無料プランだとぜんぜん足りないのでPlus(年払いにすると9.99アメリカドル/月)で使ってます。
共有機能は,学生とのやりとりにも重宝しています。
使っている:Evernote
さいきん,メモはQuiver,文章の下書きはScrivenerに移行したのでほぼweb情報のクリップ専用に(むかし書いたメモは使っているものも)。クリップ機能はほかのアプリやサービスも提供していますが,連携できる環境やアプリ,サービスが多いのが便利です。応援の意味もあってプレミアム(5,200円/年)を使用。
使っている:OmniFocus
タスク管理サービスは放浪を続けていて,さいきんスマホをiPhoneにしたのがきっかけで使ってみることに。各アプリを購入する場合はStandard版もあるけれど,OmniFocusを使うならパースペクティブ等,Proの機能が使えた方が良いというのと,Mac, iPhone, iPadで使うのでサブスクリプションを選択しました。
10,800円/年とこの手のサービスとしては高価だと思いますが今のところ使い続けるつもりです。個人的なポイントとしては,1) キーボードでの操作が快適,2) パースペクティブが便利,3) タスクの一覧性とデザインのバランスが程よい,4) カレンダーとの連携,5) メール等からの登録もできる,辺りでしょうか。レビューを定期的に要求してくるのは,使う前はどうかなと思っていたのだけれど実はありがたかったりします。
他のタスク管理サービス・アプリでもできることが多いのですけれど,揃っているのは実はなかなかありませんでした。この前は2DOを比較的長く使っていて,Thingsも試してみたけれど,Thingsは繰り返しタスクの設定があまり合わず。
やめてしまった:Toodledo,Todoist
2DOの前はTodoistを有料で使っていましたが,個人的にはタスクの一覧性が低く,またそれを設定や他のアプリを使ってコントロールするのが難しくてやめてしまいました。あとタグ等でできないことはないけど開始日の設定ができる方が良かった。Toodledoも高機能な割に有料プランの値段が安いと思うけれど,(使っている当時は)メール等との連携があまり提供されていなくてやはりやめてしまいました。
やめてしまった:Roboform Everywhere
セキュリティ的にどうなんだと思いつつ,パスワード管理サービスって一回使うと楽でなかなか手放せません。特に不満があったわけではないのですが,さいきんBitwardenに移行したのでやめることに。
使っている:Pinboard
おしごと関係のオンライン(ソーシャル)ブックマークサービスははてブとは分けることにしています。ブラウザ・OSも複数使うのでSafari等のブックマークの同期だけでは補いきれず,かといってEvernoteみたいなメモ系のサービスは意外とブックマークには使いづらかったり。以前deliciousというサービスをけっこう使っていたのですけれど,買収等ゴタゴタした結果使えなくなってしまったので暫定的にPinboardを使っています。18アメリカドル/2年で支払い。
でもあまり今オンラインブックマークって流行らないんですかね。確かに工夫すれば使わなくてもなんとかなりそうな気はしてしまいます。
生活?関係
使っている:みてねプレミアム
家族で子どもの写真や動画を共有。実家が遠方(沖縄)なので…プレミアムは480円/月だけれど,これはプレミアムじゃなくてもかなり便利に使えると思います。
使っている:コミックDAYS
あまりwebには書きませんが,マンガもけっこう好きで,こういう新しい試みは応援したいということもあり継続中です。プランはもっとプレミアムで960円/月。
使っている:dマガジン
今は他のサブスクリプションでも雑誌をかなり提供していますが,dマガジンはかなり提供が早く,便利だったので応援も兼ねて継続中。むかしは金額が違ったような気がするのですが今は400円/月のようです。
雑誌にはかなりおもしろい日本語の表現,言語現象が多く観察される(雑誌はおもしろい語形成の宝庫)ので,1つのサービス・アプリでさまざまな種類の雑誌をざっと見られるのは研究者としてはかなり便利。私のゼミ生は雑誌を研究対象にすることもけっこうあり,もちろんデータを取る時は個別に購入するけれど,研究トピックを探したりプレ調査の段階ではかなりお世話になっています。
使っている:WOWOW
実家でテニスを見るためにかなり早くから使っていたので,かれこれ30年近く触れ合っているのではないでしょうか。テニプリブーム,錦織ブーム,大坂ブーム等が来る前からずっとテニスの放映を支えていてくれるので,応援の気持ちもかなり入っています。そろそろまた全豪オープンが始まるのでさらに睡眠時間が…2,530円/月。ちなみに,オンデマンドサービスはかなり充実していると思う。テニスだと放送ではやらない試合も色々見られる。
大人になって自分で契約して思ったのは,ドラマ関係がかなり良いということ。海外ドラマだけでなく,WOWOWオリジナルドラマはけっこうクオリティ高いのではないかと思います。あまり長くないのが多いので忙しくてもそれなりに見れますし。個人的には日本版コールドケースが良かった。ドラマきっかけで原作を読んでみたり。あと,舞台とかライブを何気なく見ていて新しい出会いがあったり。
やめてしまった:DAZN
ドコモなので月額料金少し割引になるということで主にプロ野球観戦用に試してみましたが,結局あまり使わなかったので贔屓の西武がCSでソフトバンクにやられたのを節目に解約。スポーツはある程度WOWOWで満足しているというのと,平日のプロ野球の放送時間は帰宅時間か帰宅後の育児時間でほとんど見る時間が取れないという個人的な理由が大きかったです。あと,海外出張の時に知ったんだけれど海外ではそのままでは日本の番組が見れない。むしろ海外でこそ見たかったのに…というわけで今のところ個人的にはメリットがほとんどりませんでした。
使っている:Amazon Prime
Amazon一強になってほしくないという思いもありつつ,やはり便利だしいざというときに助かったりするので使い続けています(これはサイト紹介しなくて良いですよね)。Prime Readingはほとんど使わないのですが,Prime Musicはたまに便利です。こども用にジブリ関係楽曲のジャズアレンジシリーズを流したりとか。4,900円/年。
やめてしまった:Amazon Kindle Unlimited
無料体験3ヶ月+1ヶ月だけ使ってみたのですが,ほとんど読みたい本・マンガが見つからず・探せずすぐにやめてしまいました。読みたい本やマンガがけっこうはっきりしているからなのか,そういうのを個別に購入する方が楽だと感じます。
やめてしまった:Amazon Music Unlimited
こちらも,無料体験3ヶ月+1ヶ月だけ使ってみたのですが,月額料金払うほどいろいろな音楽を聴くわけではないということに気付いてやめてしまいました。ただ竹内まりやは良かった。ジャンルやテーマごとに適当に音楽を聴きたいなら,わたしはPrime Musicでじゅうぶん満足なようです。
今,WOWOWで知ったNulbarichとヤバイTシャツ屋さんを聞くためだけにApple Musicの無料体験版も使っているのですが,また個別に購入するスタイルに戻るのではないかと思います。
ほかにもいくつかあるのですが,とりあえず今回はこの辺りで。