誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

Amazonのアフィリエイトを(アカウントごと)削除しました

はじめに

先日、下記の記事に書いたように10月1日からのいわゆるステマ規制法への対応でアフィリエイト(このブログではAmazonアソシエイトのみ)をどうするか検討していました。

dlit.hatenadiary.com

結論としては、アフィリエイト自体を完全にやめることにしました。もうここから先に書く作業は済ませてしまったので、今後このブログのAmazonリンクから収益が発生することはないはずです。従って、タイトルやブログ、記事に収益に関する表現を入れる修正もしません。

実は上の記事で書いた時からほとんどやめる方向に気持ちは傾いていました。今論文執筆に追われていていつの間にか10月1日を迎えてしまいそうですので早めに処置しておきました。

アフィリエイトをやめた理由と今後の方針

すでにいくつかのところでサイトや各記事に収益に関するメッセージ等を入れているものを見たのですが、なんか自分のブログでやるのは違うなと感じました。

そもそも、はてなブログをProにしている最大の(というかほぼ唯一の)理由は、広告なしで少しでも記事を読みやすくしたいからなんですよ。私の書く記事は内容がややこしかったり長いものが多いですからね。タイトルも(ネタ系以外は)できるだけ記事の内容を正確に反映するように付けています。それなのにタイトルや記事に収益に関する表現を入れるのはなんか本末転倒だなと考えました。

どんな本がどれくらい売れたかというのが見られなくなるのはちょっと残念ではありますが、収益化はこのブログにとってはおまけみたいなものでしたので、特に専門的な記事を書く場合はできるだけ書籍に関する案内も載せるという方針に変更はありません。

Amazonアソシエイトの止め方

ところで、はてなブログでのAmazonアソシエイトの簡単な止め方がよく分かりませんでした。もしかしたら同じように困る方もいるかもしれないので、メモしておきます。

最初ははてなブログのアカウント設定にあるAmazonアソシエイトIDを消せばそれで終わりだと考えていました。

しかし、その後各記事のAmazonリンクを見てみるとアソシエイトIDの情報が更新されていません…試しに、一度編集画面から記事を更新してみたら自分のアソシエイトIDが外れました。しかしこれを全記事でやるのはとても面倒です。なお、編集画面で複数記事を選択してまとめてカテゴリーを追加するというやり方では更新されませんでした。

というわけで念のために、結局Amazonアソシエイトのアカウント自体を閉鎖しました。下記のページに説明があります。

affiliate.amazon.co.jp

本当はアソシエイトIDだけを消せれば良かったのですけれど、アソシエイトIDは増やすことはできても削除することができないそうです。残念(なんでそんな設計に…)。

ところでアカウント削除後に記事を見てみたらやっぱり旧アソシエイトIDが付いたAmazonリンクの情報が更新されてないんですよ。でもアカウントを消しちゃったので収益になることはないですよね…?

アカウントを閉鎖してしまうとこれまでの記録が見られなくなってしまうので、昨年と今年の今日までのレポートはダウンロードしておきました。でもなんかここまでやるのにいろいろなところで引っかかってつかれたので内容は確認してません。

これまでに売れたもの

これまで定期的にレポートを作成してダウンロードしておくということをぜんぜんやってなかったんですよね。こんなことならやっておけば良かったかな。

時々売り上げ自体は見ていたので記憶だけで書きますと、昨年一番売れたのは下記のレビューなどで紹介した鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』です。60冊くらい売れていたと思います。

dlit.hatenadiary.com

まあこれはそもそも多くの人が興味を持っているものを紹介しただけという感じですね。kindleセールの時も宣伝記事を書きましたし。

今まで紹介した中で、トータルで一番売れた言語学関係の書籍は黒田龍之助『はじめての言語学』でしょう。

dlit.hatenadiary.com

50冊以上は確実に売れていたと思うのですが、100冊を超えていたかどうかはちょっと自信がありません。ほかにもたまにけっこう専門性の高い専門書なんかが書いた記事を通して売れると嬉しかったですね。

おわりに

これでようやくすっきりしました。

専門家として専門書を紹介することとアフィリエイトの関係とかについての考えや感想はまた別に書いた方が良さそうですかね。でも特に紹介するための工夫とかはしてなかったんであまりノウハウ的なものはないんですよね。売り上げのことを優先して専門に関するところがおろそかにならないようにということだけは常に気をつけていましたけれど。