追記(2024-02-23)
なんとプラグイン作成者の方がこの記事の最後に書いた「下書きとして投稿」の機能を追加してくださいました。
このプラグインからできる操作として "Publish this note" に加えて "Post this note as a draft" が選択できるようになっています。さっそく試したところ問題なくObsidianのノートをはてなブログの下書きとして投稿することができました。
これでさらに快適になりました。ありがとうございます!
はじめに
昨日書いた下記の記事が思ったより読まれなくてさびしいので懲りずにまたObsidianのプラグインについて書きます。
ObsidianにはKindleのハイライトを読み込むプラグインがある - 誰がログ
はてなブログに投稿するプラグイン
概要
Obsidianのノートをはてなブログに投稿するプラグインが公開されています。
Obsidian Hatena Blog Publisherが公開された - kawauso7.c
Community Pluginから「hatena」で検索してダウンロード、設定して無事投稿できるところまではもうこの記事を書く前に確認してあります。設定もとても簡単です。
この記事では、そのテストの時に試していなかった引用についてどのように処理されるのか試してみます。
引用
私がよく使う引用+改行して出典情報という形式で試してみます。
Obsidianは読書の記録を取るツール・サービスとしてはかなり充実している
ObsidianにはKindleのハイライトを読み込むプラグインがある - 誰がログ
画像
ふだんあまりノートに画像を貼らないのですけれど、せっかくなので試してみます。画像のファイルもやはりObsidianのVault内に入れてあります。
このスクリーンショットが投稿直前のObsidianのノートの状態です。ここまで書いた内容をこのプラグインを使って投稿してみます。
使ってみて
ここから先はプラグインによって自動投稿された内容に追加したものです。なお、記事冒頭の目次も後で追加しました。
画像の扱い
画像を自動で投稿したい場合は、「![[]]」という表記法を使ってノートに画像が埋め込みで表示される形にしておくとうまくいくようです。
試しに「[[]]」のみ(内部リンク)やローカルファイルへのリンクでも試してみたのですが、そちらはうまく画像がはてなブログに送られないようでした。
良い点
引用やリンクもきれいに処理されていますね。もともとはてなブログもマークダウン記法を採用しているので当然でしょうか。リンクの表示方法を変えたい場合は後で変更するのが楽ですかね。
個人的に素晴らしいと思ったのが、このプラグインを使って投稿するとPropertyに投稿された記事のurlが自動で追加されることです。
私はこれまでObsidianでブログの下書きを書いて、書いた後に公開された記事のurlを手動で入れていたのですがその手間がまったくなくなりました。
なお、そのほかのPropertyは投稿時に悪さをしないようなので、私が管理用に付けている「Writing/Blog」というタグの情報も適切に処理(無視)されています。この点もノートをObsidianで整理したい人にとっては地味に嬉しいのではないでしょうか。
おわりに
Obsidianを使い始めてからははてなブログの記事も下書きをObsidianで書いて手動ではてなブログのエディタにコピーするということをしてきたのですが、これでだいぶ投稿が楽になりそうです。作成者の方、ありがとうございます。
現在の機能でも私にとっては十分ありがたいのですが、強いて言えば「下書きとして投稿」というオプションがあると公開前に少し手直しできるのでさらに便利かもしれません。