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参院選でチームみらいに投票した理由

はじめに

昨日の記事で書いたように、選挙区選挙では立憲民主党の議員に、比例代表選挙ではチームみらいに投票しました。

第27回参議院議員選挙の投票をしてきました - 誰がログ

この記事では、チームみらいに投票した理由について簡単に書いておきます。

実を言うと、投票が終わってから、(それほど自分から情報を取りに行っているわけでなくても)投票行動など選挙に関するさまざまなことを題材に他人を馬鹿にする言動に触れたことでだいぶ書く気が失せたのですが、自分のための記録としても重要なのでやはりメモ程度のものは残しておくことにしました。

あまり資料や情報には当たらず私の主観ベースで書きますので、情報として参照する場合は注意してください。また、下記に書くことがらについては特に専門ではありません。

理由

一番大きな理由として、工学 (engineering) に親和性のある人が、もっと政治にいろいろな方法で参加してほしいということがあります。

特にコンピューター、デジタル技術が社会・生活に組み込まれている度合いと、それらの分野に強い人が政治に政治家として参画している度合いは、現状非常にアンバランスだと実感することが多いです。チームみらいへの批判として技術偏重などの心配があるのは分かりますが、まだとてもそんなことを心配するような段階にはないという気がします(早い段階からの心配や批判自体は重要であるとしても)。

たとえば、生成AI周りのことをはじめとしたデジタル周りのことについても、特に法と道徳(個人)の間にある倫理(公共)面での整備と議論が進んでおらず、ここも政治の出番があるところではないかと考えています。

あとは(私からすれば/政治家としては)若い人が多いというのも大きなポイントで、選挙権を得てから20年以上経つ40代としてはこんな社会にしてしまったことに忸怩たる思いもありますが、若い人の政治への参加は歓迎したいです。

取り組んでほしいこと

上のような理由は以前から考えていたことですが、今回投票行動につながったのは、選挙公報でアピールしている政策のポイントに政治の透明化を挙げていたことです。これは個人的に日本の政治で心配している問題点の1つで、以前からチームみらいに一番期待している項目です。

チームみらいの技術を全面的に掲げた方針に対してそれなら政治家ではなくて行政に行けば、というような声もあるようですが、私はむしろこういうバックグラウンドのある人たちこそ政治家として政治に関わってほしいです。

チームみらいの広報などを見ても「テクノロジー」「技術」という用語がよく使われていますが、実装のようなところだけでなく、むしろ制度設計なども含めた工学 (engineering) のレベルまで関わってほしい。経歴を見る限りでは、工学についても専門的なトレーニングを受けている人が多いのではないかと期待しています。デジタル技術についての専門的な知識があるからこそ、無理なデジタル化はやめるとか、複数制度の併用にするといった判断もできるのではないでしょうか(しばらくは分かりやすい実績を求められるので難しいかもしれませんが)。

個別の政策案については賛成できないものや心配なものもありますが、それはほかの政党にも言えることなので、今回は明確に推せるポイントを重視しました。もちろんその優先順位が違っていてここにはとても投票できないという人もいるでしょう。

少なくとも今のような政党の分布だと、もっと個別の領域やトピックに絞った大規模でない政党があっても良いと思うのですけどね。さいきんは実質的にはそういう性質の政党でもあらゆることについて取り組む姿勢を表明せざるを得ず、かえって分かりにくいというか選びにくい状況があるように思います。

おわりに

別に投票したからと言って全面委任ではありませんし(これはすべての人に言えることのはず)、必要があれば批判することもあるかもしれませんし、期待と違っていたら今後の支持・投票についてはもちろん見直すこともあります。

ところで、最初にも少し書いたように、ここ10年くらい、(アメリカ大統領選なども含めて)選挙にかこつけて他人の行動を馬鹿にするweb上の言動に辟易しています。中には分析の暴力性について理解があるような人にすら、他人を雑な属性でくくって心情や動機を決めつけるような言動が見られることは残念に思います。

私もwebである程度長く活動してきましたので、私より私の心情についてよくわかっているらしい人には時々出会いましたが、属性としても叩くのに便利そうなものがいろいろありますので、必要のある人は調べてみると良いでしょう(Web上の活動はすべて実名で行っています)。