誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

例年より手荒れがひどい

小さいこどもがいると何かと水仕事も多くここ数年は(特に冬場)ハンドクリームの消費量が多くなっていたのですが,やはりというか,今年は明らかにひどいですね。

これまでだと私の場合だいたい手荒れがひどくなるのは1, 2月というのが恒例だったのですが,今年はもう12月に入った辺りからひどい状態です。またこれは今年はじめて体験しているのですが,手の甲側ではなく,手の平側もなんだかよろしくない状態になってしまっています。

もともとトイレの後や帰宅後などをはじめ割とこまめに手洗いをする質だったのでCOVID-19が原因で手洗いの回数が劇的に増加したということはないと思っていたのですが,もしかしたら気付いてないだけでやはり回数は増えているのかもしれません。

どちらかというと,アルコール消毒が増えたことの影響が大きいのかなと考えています。実はコロナ禍前もジェルタイプのアルコール消毒やウェットティッシュは持ち歩いていたのですが,使い方は手洗いと相補分布的だったのですよね。つまり,手洗いができない時の代替手段として使うことが多かったのです。でも今は手洗い+アルコール消毒なので。特に手の平側へのダメージはアルコール消毒のせいかなと疑っています。

といつもより良いハンドクリームを買ったりしつつあれこれ考えていたのですが,もしかして加齢が大きな要因だったりして。

MacOSをBig SurにしたらTouch IDやパスワードによるロック解除が一部できなくなった(けど直った)

はじめに

サブ機のMacBook Air 2020のOSをBig Surにアップデートしてしばらく使ってみても問題無さそうだったので,メインのMacBook Pro 2019もアップデートしてみたら,タイトルに書いてあるようなトラブルが起きました。結果としては一応直ったようなので,簡単にメモしておきます。

同じような症状が起きている人の参考になれば良いなと思いますが,そもそも購入時期もかなり近く最初から入っているOSも同じ(Catalina)だった2機で違いが出ていますし,どうもBig Surにした人はほかにも色々トラブルがあるようですので,特に必要なければもう少し不具合の修正がされてからアップデートするのが良いのかもしれません(最初は様子見というのは良く言われることですけれども)。

症状

最初に気付いたのは,「セキュリティとプライバシー」などで「変更するにはカギをクリックします」をクリックして出てくる環境設定パネルでパスワードを入れても弾かれてしまうということでした。

最初はパスワードを間違ったかと思ったのですが,ログイン時のパスワードは何回やってもちゃんと認識されるのに,こういう設定をいじる時に出てくるロック解除はどれもダメ。これができないとアプリなどに色々な権限やアクセスを許可することができないので結構困ります。

また,いじっている内に,Touch IDも機能していないことに気付きました。こういうロック解除は設定してあればTouch IDやApple Watchでもできるのですが,そもそもTouch IDのアイコンが出てこずパスワードのみ要求されています。ちなみに,Touch IDとApple Watchの方はコンピュータへのログイン時にも機能しなくなっていました。

ここでかなりおかしくなっていると思い始めます。設定を色々見ていると,Apple Payが使えないように制限されているとなっていて,どうも(システム環境設定からは直接いじれない)セキュリティ関係が変になっているのではないかと考え,色々試してみることにしました。

対処方法

まず,「素人は困ったらとりあえず再起動してみると良い」という故事成語に従って何度か再起動してみたのですが直りません

Big Surに上げたらトラブルというのはwebでけっこう見かけていましたので同じように困っている人がいるだろうと思って検索して見たところ,まずこれが怪しいかなと思ったのは次の「起動セキュリティユーティリティ」に関するページに書かれていることです。

support.apple.com

もしかしたら何かの弾みで起動セキュリティが安全なレベルにないため機能が制限されてしまっているのかも…と思ったのですが,これを試してみるとそもそも「4. 認証を求められたら、「macOS のパスワードを入力」をクリックし、管理者アカウントを選択して、そのパスワードを入力」という手順に進めませんでした。パスワードが弾かれるのではなく,そもそもクリックしても次のウィンドウが出てこない。この時が一番焦ったかもしれません。

ただ結果的には,次に辿り着いた「SMCリセット」に関するページに書かれていることであっさり?直りました

support.apple.com

「あっさり」と書いたのは,SMCリセットを試す前に試してみてねと書いてある,「Mac をシステム終了」→「電源ボタンを 10 秒間長押ししてから、指を放す」→「数秒待ってから、電源ボタンを押して Mac の電源を入れる」という手順を試したら,すべて直り,(ログイン)パスワード,Touch ID,Apple Watchすべての方法で機能のロック解除ができるようになっていたのです。Apple Payも使えるように戻っていました。良かった良かった。

そのほか

思い返してみると,この問題が起きたMacBook Proでは,OSアップデート時も途中で「MacOS Big Surを検証できませんでした」のようなメッセージが出て途中で止まってしまったのですよね。この時は再起動してもう一度試してみたらできたのですが,インストールの時から何か変だったのかもしれません。

今はほかには特に不具合等ないのですが,早めに次の修正が出ると良いなと思います。

OpenCommで録音した音声をAeropex, AirPodsと比較してみました

はじめに

骨伝導ヘッドセットがけっこう良いという話を聞いたのでAfterShokzのAeropexを試していたのですが,

どうせなら授業の教材作成にも使えるものもあると良いなと思ってOpenCommも購入しました。大きな違いは独立したマイク(ノイズキャンセリング有り)が付いていることです。

まだOpenCommの方は長時間の使用(たとえばオンライン学会で一日中使いっぱなしとか)などはしていないのですが,録音した音声の質がどれぐらいのものになるのか気になって試してみた結果を動画として公開します。


OpenComm (AfterShokz) の録音音声比較

簡単なまとめ

動画でも簡単に感想としてまとめてありますが,結果としては,思った以上に録音用としても使えそうです。明らかにAeropexやAirpodsよりは良い音声で録音されているのではないでしょうか。

うまく動画にできなかったので省いてしまいましたが,USB接続でOpenCommよりも口元に近いマイク付き(+ノイズキャンセリング)のヘッドセットと比べてもあまり変わらなかったです。今までの授業用教材はすべてそのヘッドセットで作っていたので,OpenCommはその代替にできそうかなと(AirPodsは1回使って音が良くなかったのでやめました)。Aeropexも意外と良いんですが,AirPodsとともに,マイク内蔵型は教材の録音用としては厳しい気がします。オンライン会議とか研究会・学会への参加ではほとんど問題ないんですけど。

今はもう教材の録音用にマイクを持っているという教員の方も多そうですが,何かしらの参考になれば嬉しいです。

OpenCommの全体的な使い心地もけっこう良い感じなのですが,具体的なレビューはもう少しいろいろ使ってみてからにしようと思います。

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