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歯切れが悪いのは仕様です。

レビュー・感想

「国家の品格」を読む

遅ればせながら読みました↓ 国家の品格 (新潮新書)作者:藤原 正彦新潮社Amazon 主張がはっきりしていて読みやすかったですね。論争・問題になりそうなところを口当たりの良い表現や持って回った言い回しなんかで誤魔化してない。最初に「自分はこれから書く…

言語哲学―入門から中級まで

以前見つけましたという報告はしてたんですが↓ William G. Lycan(2000)"Philosophy of Language -a contemporary introduction-"の訳本です。 いや、見つけた時点でかなり良い感じだとは思ったんですが…読んでみたところかなりオススメの入門書です。 まずカ…

言語学と…

今日はやっと図書館に通って読んでいた科学哲学の入門書、伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』 を読み終える。レビュー+ちょっと思ったことを。まず本の感想だけど、戸田山和久が推奨してるだけあって(?)読みやすく、かつ面白い。 戸田山和久の本を読ん…

韓国語/日本語の形態・構造とhead movement

今日は久しぶりに?お勉強も頑張りました。言語学の論文一本と科学哲学の本を読む。本の方は相変わらず貸し出し禁止中なので、全部は読めず終章はまた明日図書館で読むことにしよう。 論文はこの前にもちょこっと書いたけど、 Koopman, Hilda(2005)"Korean (…

横山秀夫『動機』

『半落ち (講談社文庫)』で有名な横山秀夫の短編集です。もう丸二年ぐらい前の作品ですが、横山秀夫はこれが初めて。ホントはホラー小説が一番好きなんですが、最近あまり良いと思える作品に出会わないので、推理小説系に流れてます。なんでホラーが好きかと…

戸田山和久『科学哲学の冒険』

副題は「サイエンスの目的と方法をさぐる」…やっと学問関係の記事だ。いかに正月ボケのリハビリが上手くいってないかがよくわかる(苦笑) 科学哲学の入門書です。高校生や学部の一、二年生へ、って書いてあるけど(科学)哲学を専門としないが、興味/必要の…