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歯切れが悪いのは仕様です。

フリスタでのclipper set

 ◆このエントリはフリスタ用語集の関連記事です。
 クロオバ、ミラージュ、クリッパーストール、クロスキックなどからのsetは「足を交差させた状態で、後ろ足によるset」という条件を満たしているため、全てClipper setとして考えることにする(実際、現在のフリスタ界でもだいたいそういう扱いだと思う)。ただ、実際にはClipper setのtrickは「クロオバ始動」として狭く捉えられていることも少なくないようだ。
 実際、個人的にはクロオバ、ミラージュとその他のClipperには違いがあると思うし、その違いが上の動き全部をまとめて同じsetとして捉えることに疑問をもたらすことがあるのかもしれない。その違いについて少し書いておく。
 もちろん、クロオバ、ミラージュにはdex、すなわちまたぐ動作が入るということも違いの一つであるが、もう一つ大きな?違いがある。それは、「set足と軸足の関係」である。
 クリッパスト、クロスキックなどではset足を交差させ(軸足の後ろに回し)てsetし、次の動作に移る。つまり、set足と軸足はずっと違う足である。
 一方、クロオバ、ミラは軸足と逆の足を交差させ(軸足の前に回し)て、その後軸足でsetする。つまり、set足と軸足がずっと同じ足なのである(もちろん、次のtrickに移る時に軸足が変わる場合もある)。クロオバはジャンプして蹴り上げるので軸足がどっちというのは難しいと思うかもしれないが、少なくともその前後での軸足(ジャンプする&着地する足)はset足と同じなのだ。
 このような動きの違いがあるのでクロオバからのsetとクロスキックからのsetでは結構違った動きに見えることもあるし、人によっては同じsetだと言われてもピンとこないのかもしれない。