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歯切れが悪いのは仕様です。

第100回関東日本語談話会雑感とか

 毎回感想のようなものを書いていたような気がしたので。レポというほどのものは書けませんが。
 100回記念の回にはチョムスキーの招待講演があるという噂もあったのですが、彼は残念ながら来てませんでした。
 とりあえず今回の雑感としては…

  • 循環論ってやっぱり基本的に無しだと思う。

特に循環論をもって何か意味(内容)のあることを主張できているんだ、と言われてもな…あと、

  • 「〜が多い/少ない」ってことをあまり重く考えないで言っちゃう人って結構いるよなあ。

「用例を見てみたら〜という表現の方が多かったです」ってほとんど感想じゃねーか。いや、主張ではなくてそのまま感想としてならまあ良いんですけどね。数に意味、主張を持たせるってことに対して無頓着な人ってちょこちょこ見かけるのがなんだか心配な今日この頃(僕の周りだけ?)。
 そんなところかな。細かい話は忘れました。懇親会は相変わらず楽しかった。ここには書けないような話も色々聞けましたし。
 うちの研究室主催の研究会はというと…予想外に盛況でした。と言ったら失礼なのか。山岡政紀先生の講演も面白かったし。ただ直後が自分の発表で全然ゆっくりお話できなかったのが残念。質疑でもいまいち切り込めず反省。
 自分の発表は数年ぶりに「(主張が)わかりにくい」という評価をいただいてしまいました。一応面白いということも言ってもらいましたが…分析内容での迷いがそのまま出ちゃったかなあ。「ここができてません」という点も(というかそここそ)はっきり分かるような発表をする、というのが僕の信念なのに。反省。あと単純に内容を詰め込みすぎた。文法学会ではやらかさないように気をつけます。
 ここ二週間ぐらいは人の発表を聞く機会がかなり多かったですけど、燃えたのはJohn Whitman氏の講演ぐらいだったような。これは言っちゃいけないのかもしれないけど、UMassはそういう点では本当楽しかったなあ…
 なんか疲れたり忙しかったりしてると書くものもネガティブな感じになっていかんですね。