学生が作ってくれた新入生向けの筑波大学用語集を見てて気付いたので記録も兼ねて。
筑波大学に「学術情報メディアセンター」という施設があります。
学生も教職員もネットワークやコンピュータ関係で色々お世話になります。
で略し方なんですが、
- がくじょう(学情)
- めでぃせん(メディセン)
という二つがあるそうです。どちらも一般的な複合語短縮ですね。
僕は二つ目の略し方は知らなかったのですが、僕が学部生の頃は「学術情報処理センター」という名前だったのですよね。で、こちらにも略し方には二つありました。
- がくじょう(学情)
- じょりせん(?)
下の方は話しことばでしか聞いたことが無かったので表記がどうなっていたのかはわかりません。
僕や周囲の人はみんな1つ目、つまり現在も使用されている方を使っていたので名称の変化に全然気付きませんでした。
ちなみに「じょりせん」は混成語(blending)と複合語短縮のミックスのような語形成なので結構複雑です。かなり前にも言及しました。
この古い略し方について特に調べたわけではないのですが、名称が変わるとそれに関わる語形成も消えていくのかなあと思ったので改めてエントリにしておきます。
おまけ
つくばには大学のすぐそばに「つくばメディカルセンター病院」というのがあって、
こちらも「メディセン」という略し方があるので、上で紹介したやつとかぶるなあと。
まあ短縮語なんかかぶっても結構平気で使われちゃいますけどね。「センター」なんて短縮形はつくば・筑波大学だけでどれだけの施設を指すために使われていることか。
※「混成語」については他にも何回か書いてますのでそちらを参考に。