誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

ggr@ggl

 久しぶりにアルファベット略語のお話。というかメモ。
 2chというか2chのまとめサイトで次のような略し方を見た。

  • ググれ→ggl

 ktkrとかwktkと同じように、各音節の子音だけを表記したものだけれど、ちょっと面白いと思ったのは「れ」に相当する部分が"r"ではなくて"l"だったこと。やっぱり元の単語の"google"の綴りが影響してるんだろうな。
 ちなみに略し方としては"ggr"の方が普及しているみたい。こっちはこっちで、"google"を直接省略するんじゃなくて、"ググれ"→"ggr"というステップになっているんだな、ということがはっきりわかってほんのり面白い*1
 これらをググって比較してみようとしたのだけれど、"ggl"と"ggr"を単純に調べただけでは固有名詞やら他の略語やらのノイズが多過ぎてムリ。というわけで、不快になる方もいるかもしれないけれども"ks"をくっつけて検索した結果をはっておく(ググれksでピンとこない方は知らないほうが幸せかも…)。

 少なくともこのエントリを書いた時点では254件対9860件で圧倒的に"ggrks"の方が多い。"ggrks"の方がいくらかノイズもありそうだが、検索結果の上位を見ただけでも、例えばYahoo知恵袋に質問が立てられていたりするので、やはりこちらの方が普及していそう。
 "ggl"の方がどれほどの話者によって使われているのかはわからないけれども(もしかしたら一人が使っているだけだったりして)、アルファベット略語に特有の現象かもしれないと思ってちょっと感心した。

*1:まあそもそも動詞化とか長音省略などの語形成のステップが入ってるので当たり前か。