誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

1位は『ワンダンス』:私の2020年マンガBEST5+α

はじめに

計画性がないのでこういうのだいたい年内に書けないんですよね。

面白さとか好きさでランキングを付けたというよりは,2020年に私にとってインパクトのある出会いだったマンガを5つ選んだ,という感じです。なので,そのマンガ自体は始まってからかなり時間が経っているものもありますし,かなり前から読み続けているマンガも対象になりません。

1『ワンダンス』

『さよなら私のクラマー』のレビューを読んだ方は意外に思われるかもしれませんが,実は私の中で2020年一番インパクトのあったマンガは『ワンダンス』でした

レビューも『さよなら私のクラマー』より前に下書きのファイルを作ったんですが,書きたいことがいろいろあって(動きや音の描き方はもちろん,ストリートカルチャーの制度化,吃音やSNSとコミュニケーション,説明の言語化,などなど)なかなか書き切れません。次の巻が出るとまた書くの難しくなるので早く書いてしまいたいのですが。

2 『さよなら私のクラマー』

はい,2位は『さよなら私のクラマー』です。これは語りたいことはかなり語ったので(「守備型のチームやプレーヤーをかっこよく描いていること」とか書き忘れましたが),気になる方は以下のレビューをご覧下さい。

dlit.hatenadiary.com dlit.hatenadiary.com dlit.hatenadiary.com

3『リエゾン ―こどものこころ診療所―』

これも実は『コウノドリ』の最終回に関する記事で「好きだけど読む前に覚悟を求められるマンガ」として少し言及しました。

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「障害」を中心に虐待をはじめとするこどもに関するさまざまなトピックを描いています。自分にこどもがいることもあってものすごくヘビーなんですが好きなマンガです。

4『絢爛たるグランドセーヌ』

別にダンスマンガが取り立てて好きというわけなないと思うのですが…でもそういえば『昴』も好きでした。バレエやダンス自体の話も面白いんですが,『さよなら私のクラマー』でも言及した「親や指導者がスポーツなどをやっているこどもにどう関わるか」という視点で見てもいろいろ面白いですし考えさせられます。

5『刷ったもんだ!』

印刷関係の話がかなり細かく書かれていて面白いです。私はいちおうものを書くしごとにも関わっている割にはそういう技術的なところとか詳しくないので専門の方から見てどうかというのは分からないのですが…

そのほか

ほかにもいろいろ読んでいるのですが,さいきん楽しみなのは『アフタヌーン』と『モーニング』ですね。特に『アフタヌーン』からは「ワンダンス」のほかに「ブルーピリオド」「メダリスト」「はしっこアンサンブル」「マージナル・オペレーション」「ダーウィン事変」「友達として大好き」,

『モーニング』では「リエゾン」「刷ったもんだ!」のほかに「ハコヅメ」「あせとせっけん」「ボールパークでつかまえて!」「スインギンドラゴンタイガーブギ」辺りでしょうか。

もちろんどれも究極的には個人の好みなんですが,気になるものがある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。もう最終回を迎えちゃうのも中にはありますけどね。